ちょう久しぶりに、職場の同僚とスシローに行った。
家族で行くのはだいたいくら寿司なので、スシローに行く機会はなかなかない。個人的にはくら寿司よりスシローのほうが好きなのだけど、息子氏はくら寿司の皿ガチャがなければ寿司を食べる意味がない、くらいの勢いなので仕方ない。
今、スシローは35周年を記念して3連発創業祭を開催中。その第一弾として『ほぼ倍ネタ祭り』というのをやっている。ネタがほぼ倍の大きさになって、お値段据え置き、という内容だ。今回、食事する店にスシローを選んだ理由もそこにある。
いつも混雑しているイメージのスシローだが、早めの時間に着いたので、待ち時間なく席に座れた。見せてもらおうか、ほぼ倍ネタの寿司というものを、とかなんとか同世代のおっさん同士がガンダムネタで盛り上がりながら、ほぼ倍ネタのメニューを中心に注文を出した。
流れてきた寿司は、確かにネタがでかい。でかいというか、分厚い。スシロー自体が久しぶりなので、通常の厚さと比較することはできないが、他のネタと比べたら間違いなく分厚い。しかし、皿に乗っているのは1貫だけ。
ところでこの「1貫」というのは、昔はにぎり寿司2個を1セットとして1貫と呼ぶことが普通だったが、最近は1個を1貫と呼ぶことが定着しているそうな。スシローのサイトでも、持ち帰りセットのメニューを見ると、1個を1貫と数えている。
その例に習って、1個を1貫とすると、通常のにぎりは皿に2貫乗っているのだが、ほぼ倍ネタメニューは1貫のみ。2貫乗っているのは赤エビとホタテだけ。パフェとシャーベットもほぼ倍ネタメニューに含まれるが、ここでは除外する。
もともと1皿1貫のネタをほぼ倍にした、ということなのだろう。しかし、客としては1皿2貫のネタが倍になっていることを期待するではないか。私も職場の同僚も、それを期待していた。だから、ネタが倍になったとしても、1貫しか乗っていないのではお得感がない。ネタを倍にした分、にぎりが1貫になったのなら、お得感が帳消しではないか。なんなら総量で言えばむしろシャリの分は減っていることになる。
結局、ほぼ倍ネタを頼んだのは3皿だけで、あとは通常メニューの寿司を食べた。シメのデザートに、ほぼ倍ネタメニューのWホイップイチゴパフェを食べたが、これこそ「ほぼ倍」と言われてもピンとこない。
値段が少々高くなっても、もっとインパクトのあるネタを提供して欲しいと思った。それを食べるかどうかは、懐具合とネタ次第だから、あまり強くは言えないけど。
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