心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

【二次創作】オーダイバー #3【スプラトゥーン】

amiibo ボーイ【ネオングリーン】 (スプラトゥーンシリーズ)

 ※前回のあらすじ

 ナワバリバトルでケンサキ・ジュンのチームからフルボッコにされそうだったハチロウ、逆に1人でチームをフルボッコ。チームではバトルに負けたものの、ジュンたちの心に爪痕を残す。

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 エピソード_88 「居候」

 バトルが終わり、ロビーに戻ったジュンたち。

 そこに、1人佇むハチロウの姿があった。

  ジュン「ハチロウ、とかいったっけな。オマエ本当に強いんだな。正直、驚いたぜ。オレがランク8のオフロ使いに負けるとはな」

  ハチロウ「でも、バトルで負けたのは、こっちだよ」

  ジュン「そういうことじゃねぇんだよ。オレたちの誰ひとり、オマエからキルを取れなかった。チームでは勝ったが、オマエには勝てなかったんだ」

  ハチロウ「そういう、ことか」

  ジュン「なぁ、オマエどっから来たんだ?そのオフロ、最初から使ってるって言ってたが、どこで手に入れた?」

  ハチロウ「これ、ウチから、持ってきた」

  ジュン「ウチってどこだよ」

  ハチロウ「駅……」

  ジュン「エキ?駅って……オマエホームレスかよ!」

  ハチロウ「ホーム、レス?」

  ジュン「なんだよ仕方ねぇな、オレんち来いよ。部屋はいくらでもあるぜ」

  ハチロウ「オレんち?」

 2人の会話にコブが割って入る。

  コブ「ちょっと、ジュン、大丈夫なの?キミの親父さん、タコは苦手なんじゃ……」

  ジュン「関係ねぇよ。オヤジはほとんどウチにいないし、オヤジにバレないように生活するくらい訳ないって。オレんちの広さ知ってるだろ?」

  コブ「まぁ、ジュンが大丈夫ならいいけど……」

  ジュン「ああ、そういやまだ名乗ってなかったな。オレはケンサキ・ジュン。こいつはコブだ。オマエに最初にキルされたやつな」

 コブは少しむくれた顔をして見せた。

  ハチロウ「よろしく……」

  ジュン「よし、それじゃ今日はもう切り上げて、ウチで飯でも食うか」

  ハチロウ「ああ、飯、食べる」

  ジュン「ハハッ、遠慮がねぇな。なぁ、オマエらも来るよな?」

 ジュンは後ろを振り向き、コブたちチームメイトを見る。

  コブ「じゃ、僕も遠慮なく」

 ジンとヤケも無言で頷く。

 4人のインクリングと1人のオクタリアンは、ロビーを後にした。

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 ジュンの家に、居候として転がり込むことになったハチロウ。大丈夫なのか?

 次回未定!