「炎の匂い染みついて むせる」
先々週の『アニソンアカデミー』に、織田哲郎がゲスト出演していた。織田哲郎とアニソンの繋がりといえば、個人的にはTETSU名義で歌った『装甲騎兵ボトムズ』の楽曲が思い浮かぶ。もっとも、ボトムズの歌を歌っていた人が織田哲郎だと知ったのは、彼が売れっ子として表に出てきて、何年も経ってからだけど。
そして先週、『三森すずこのアニソンパラダイス』に上坂すみれがゲスト出演していて、こっちでもボトムズの話題が出てきた。彼女はボトムズの熱烈なファンであり、番組内でもボトムズについて熱く語っていた。
さらに今日、何気なくホッテントリを眺めていると、こんなエントリーが目に入った。
ネタで買ったボトムズ絵本、何故か5才の娘のおやすみ絵本の仲間入り「うらぎりものめ!」で笑ってしまい真面目に読めと怒られる - Togetter
なにこれ欲しい。欲しくてむせる。
2019/04/23 19:59
『装甲騎兵ボトムズ』は、1983年4月から1984年3月までの1年間放送されていた。私が中学1年生の頃だ。東海地方ではたしか土曜日の夕方に放送されていたような気がするがうろ覚えなので定かではない。
すでにガンプラブームが一段落した時代でもあり、ロボットアニメはだいたいプラモキット化されていた。私も、自分が観ていたロボットアニメのプラモはだいたい作っていて、ガンダムをはじめ、マクロス、イデオン、エルガイム、ダンバイン、ダグラム、ザブングル、ボトムズ(順不同)などは一通り手を出した。
ボトムズのOP曲「炎のさだめ」とED曲「いつもあなたが」は、今聴いても間違いなく名曲であり、私は当時持っていたコンパクトラジカセを、テレビのスピーカーに押し当てて録音し、何度も繰り返し聴いていた。バックに、姉が遊んでいたルパンのLSIゲームの音が入っているバージョンだ。
放送当時、途中まで観ていたのだが、あまり賢くない子どもだった私には、少々内容が難しすぎてついていけなかった。途中をすっとばして最終回だけ「あ、終わるんだ」と思って観た記憶がある。もちろん、最終回だけ観てもわからなかったが。
そんなボトムズが、テレビ放送から36年を経て、にわかに私の周りで騒がれている。これは「もう一度ちゃんと見直せ」というア神(アニメの神)の声なのだろうか。
いずれにしろ、ツタヤかゲオか、はたまたプライムビデオか何かで、ボトムズを見直す時期が来ているのかもしれない。運よくCSで放送が始まったりしないだろうか。
今日の話は以上。
- アーティスト: TETSU,高橋良輔,織田哲郎,乾裕樹
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2010/12/22
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (7件) を見る