心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

透明な飲み物に気を取られていたところ、ブレンディに死角から撃たれました。

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一杯のコーヒーから

夢の花咲くこともある

 

 猛暑・酷暑続きの昨今、いかがお過ごしでしょうか。熱中症による死亡には十二分にお気を付けください。

 さてそんなク〇暑いご時世にあって、私たちの喉を潤し、熱中症の危険から身を守ってくれるペットボトル飲料。別にペットボトルである必要はありませんが、今回はペットボトル飲料についての話です。

 最近、いろんなドリンクを透明化することが一部メーカーで流行っているようです。まるで技術をひけらかすように、これ見よがしに透明化しています。紅茶、コーヒー、コーラ、ノンアルコールビールなど。

 日本コカ・コーラのブランド「いろはす」などは、最初は水だけだったのを、同じようなパッケージでフレーバーつきの甘い水を売り出したものですから、紛らわしいことこの上ない。単にフレーバーが加わっただけだと思って飲んだら「あっま!」となった苦い記憶があります。甘いのに苦い記憶とはこれいかに。

 しかし、今ではそれすらも凌駕する欺瞞に満ちた商品が、スーパーやコンビニの棚に溢れているような有り様。ただの水だと思って買った高齢者が、飲んだ瞬間にコーヒーやら紅茶やらの味にびっくりするといった事故は、枚挙にいとまがありません。

 私はといえば「いろはすみかん」にやられてから、水を装った透明な甘いドリンクに警戒するようになり、見慣れない透明なドリンクを買うときは、必ず成分表示を確認して、砂糖や果糖ブドウ糖液糖などが入っていないか、目を光らせています。

 そんな折も折。透明ドリンクだけをマークしていた私を、死角から狙撃してきた商品がありました。AGFのブレンディ「ブラックリモーネ」というコーヒー飲料です。

www.agf.co.jp

 コーヒー飲料の世界は、生き馬の目を抜く競争の激しさ。各メーカーが様々な商品を開発し、しのぎを削っています。最近はボスクラフトのヒットに続いて、ペットボトルコーヒーが熱い戦いを繰り広げています。私も、新しい商品が出ると、試しに買って飲んでみたりするのですが、甘いコーヒーはあまり好きではないので、買うのはほとんどブラックばかりです。

 ブラックコーヒーといったら、一般的に砂糖が入っていないコーヒーのことですよね。コーヒーの商品名が「ブラックリモーネ」だったら、ブラックコーヒーにレモンフレーバーが入ったやつだと思いませんか?ふつう。

 ちょうど昨夜のビールが頭痛を誘発していたこともあり、二日酔いに効くというレモンコーヒーとは渡りに船と、うっかり成分表示も確認せずに買ってしまったのです。

 「あっま!」

 ラベルを見るとしっかり「砂糖」の文字が。なんてこった!

 まぁまずくはなかったし、なんなら美味いと言っても過言ではなさそうな味だったので、最後まで飲みましたけどね。

 しかし、甘いコーヒーに「ブラック」はあかんやろ、とは思いました。

 ということで、本日もお粗末様でした!

霧島昇ベスト