先日、かなり久しぶりにマクドナルドのハンバーガーを食べました。
平日休みで、自分一人の昼食だったので、午前中の用事を済ませた帰りに、ドライブスルーへ寄りました。
そこで、マイク越しに何かのセットを注文したときに、店員さんからあることを確認されました。
「ストローお通しでよろしいですか?」
はい?
「ストローお通しでよろしいでしょうか」
えっと……(意味わからんけど)はい。
ストローお通しって何だ?居酒屋で最初に出てくるお通しは知ってるけど、ストロー?
一体どういう意味なんだろう?ストローお通し。
会計を済ませて、商品受け取り口へ。
ビニール袋に入ったセットのドリンクを見てその謎は氷解しました。
ドリンクのフタにストローを通してありました。
まぁ、確かにこの状態は「ストローお通し」と言えるのか。
だけど、以前はこんなこといちいち確認されなかったはずだよなぁ。それで、ストローを通した状態でドリンクを出されることもなかったと思う。ドライブスルーに限らず、店内でもそんなことなかったはず。
そうすると、この「ストローお通し」が始まったのはまだ最近のことなのかな?
少なくとも、前回ドライブスルーに入ったのは半年くらい前。となると、それ以降に始まったシステムに違いない。
でもさぁ、これ、いる?ストローくらい自分で通さない?そりゃすぐ飲めるのはいいかもしれんけど、ストロー通すくらいのことはさぁ。ねぇ。
少し考えて、ふと思いつきました。
もしかすると、ドライブスルーで商品を受け取って、その場でストローを通そうとする人がいるのかもしれないって。すぐ飲みたいから。それで、ストローを通す間、列の進行が止まっちゃって、客さばきが遅れるっていうデメリットを解消するために始めたんじゃなかろうかと。
であるならば、客は便利、店も客さばきが遅れないで、Win―Winの関係になれるって寸法。いや、ただの想像だけどね。そうでもなけりゃ、わざわざそんなことするかなぁって話。
今年50歳を迎えるにあたって、初めて知った言葉「ストローお通し」。
果たして次にその言葉を聞く時まで、覚えていられるだろうか?
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- 作者:
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2016/12/31
- メディア: ムック