我が家の息子氏が通う小学校も、月曜から春休みまで休校が決まりました。
学校の先生方におかれましては、さぞや大変な思いをされていることと思います。
さて、息子氏が学校から持ち帰った大量の荷物の中に、ネットで学習できる家庭学習サービスのIDとパスワードが印刷されたカードがありました。
え、こんなサービスいつからあった?
聞くところによると、全校生徒がこのカードをもらい、Webブラウジングできる環境があれば、家庭で学習できますよということらしいです。パソコンがない環境では、スマホで利用することもできるようです。
便利な世の中になったなぁ。と思ったのもつかの間、アクセスが集中してほとんど利用できない状況が続きました。明日も緊急メンテナンスがあるというアナウンスがサイトに載っていました。
この学習サービスが、いつ、どのような場合を想定して構築されたものかわかりませんが、おそらくは何らかの事情で学校に来られない生徒のために設けられたものではないかと勝手に推測します。だって息子氏の入学以来3年間、見たことも聞いたことがありませんでしたから。
となると、今回の一斉休校でほとんどの児童がアクセスするような状況は想定していなかったでしょうし、そんな状況に対応する時間がなかったこともご承知の通り。
このサービスがどの程度の範囲で提供されているのか、学校単位なのか、あるいは市内全校まるごと抱えているのか、もっと広範囲なのかはわかりませんが、ともかくサービスを提供している会社はてんやわんにゃでしょう。てんやわんや。
てんやわんやといえば昭和に人気を博した漫才コンビですが、その名前が獅子文六の小説「てんやわんや」から来ていることを知る人は少ないのではないでしょうか。
それはそうと、今回の一斉休校騒ぎがなければ知らなかったであろう家庭学習サービス。暇を持て余すのが目に見ている息子氏が、有効に活用してくれることを願うばかりです。