今朝、やっと録画を観ることができたので、思ったことを書いていきます。
平成仮面ライダーの世界は、それぞれが独立した世界になっている、という設定が改めて強調されました。並行世界における「別の世界線」というやつです。『シュタインズ・ゲート』などでお馴染みの概念ですね。
仮面ライダーでは、現行のライダーが最終回を迎える頃に、次の新ライダーが登場して、次期ライダーもよろしくね!という回が設定されます。そのため、仮面ライダー毎に違う世界があることを忘れがちですが、設定上は別世界ということになっているようです。
私も、子どもが観るようになってから一緒に見始めたニワカなので、あまり細かいところまではわかりませんが、基本は子ども向け作品なので、細かいことを気にしなくても楽しめるのが、仮面ライダーの良いところだと思います。
さて今回のジオウは、タイムジャッカーのスウォルツが、自分たちの世界を守るために、他の世界全てを破壊する、と宣言しました。幼いソウゴに王になれと吹き込み、やがて仮面ライダージオウとして、平成ライダーの力=ライドウォッチを集めさせたのは、他ならぬスウォルツ自身の野望のためでした。
難しい選択を迫られ、右往左往するソウゴたちの前に現れた、門矢士=仮面ライダーディケイド。そう、彼もまた数々の仮面ライダーの世界を渡り歩き、世界の破壊者・再生者として活動してきた男。何でもわかっているような顔をして、本当にわかっているのかどうか怪しい男。
ひとつの世界を守るため、他の並行世界を全て破壊するというこの設定、どこかで見たことが……としばし黙考。
はい思い出した。2007年のテレビアニメ、およびその原作漫画『ぼくらの』です。夏休みを楽しく過ごしていた子どもたちが、ひょんなことから、なし崩し的に巨大ロボに乗り込み、自分たちの世界を守るための戦いに巻き込まれていく、「エヴァみ」のある物語です。
仮面ライダーと違って、大人向けの作品なので非常に重い話ですが、当時は夢中になって読んだ記憶があります。アニメの主題歌も、石川智晶の透明感ある歌声が、作品のイメージと合っていて、よく聴いていました。「おおおええああええおおおえええ……」っていうアレです。
そういえば、アニメ版の監督が原作を嫌いだとかなんとかで、一部で炎上しましたね。詳しい話は知りませんが、ツイッターか何かでそういう話が流れてきたのを覚えています。2007年て、もうツイッターありましたっけ?
仮面ライダーと関係ない内容になってしまいましたが、そんなことを思い出したよ、という話でした。