心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

息子氏がYouTubeでヒカキンを観ていたら

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冷却の彼方で 誰かが泣いてる

救え! 仮面レイトー瞬

 

 突然、コマーシャル映像が入りました。

 まぁよくあることなんですが、いつもはスキップして動画の続きを観るはずの息子氏が、マウスを動かさずにコマーシャルに見入っています。

 何かと思って観ていたら、三菱冷蔵庫のCMで、「仮面レイトー瞬」という仮面ライダーのパロディ的な内容の映像でした。そりゃ仮面ライダー大好きな息子氏の琴線にひっかかりまくるのも無理はない。

 しかし、このパロディがなかなか凝った作りで、主役の瞬が身に纏うアーマードスーツ的なコスチュームもしっかりした作りだし、敵の怪人の造形も本物(?)っぽいクオリティです。

 敵は、なんでもかんでもカチンコチンに冷凍してしまう「ヒエーザ」という怪人。どっかで聞いたような名前だなと思っていたら、どっかで聞いたような声で喋りだします。

 この声「フリーザ」やんけ。

 ドラゴンボールに登場する強敵、フリーザの声を担当している中尾隆聖さんが、ヒエーザの声を演じています。でも、喋り方は完全にフリーザのそれではなく、フリーザバイキンマンを混ぜたような感じでした。そこはやはり別物として演じ分けているのでしょうか。

 冷気のエフェクトとかも、今どきの仮面ライダーっぽい。

 パロディのコマーシャル映像でこんだけ凝ったものを作るんだから、やっぱり大手は金持ってんなぁ、と思いました。

 主役の瞬と、怪人に襲われる主婦を演じている俳優さんは知らない人ですが、ヒエーザの中の人は、フリーザバイキンマンの役で超有名な中尾隆聖さん。パロディとして力を入れるところが若干偏っているようにも思えます。

 あらためて、中尾隆聖さんの仕事歴をWikipediaで調べてみると、驚いたのは『伊賀のカバ丸』で主人公のカバ丸役を演じていたということ。カバ丸はリアルタイムで観ていましたが、中尾さんの声だっけ?と思いました。フリーザバイキンマンのイメージが強すぎて、カバ丸のイメージが沸きません。

 中尾さんの声を意識しだしたのはフリーザ以降ですから、昔の仕事は知らないのですが、なんと『狼少年ケン』の頃から声優の仕事をしているようです。芸歴長いんですねぇ。そんな昔から声優として活躍されているので、中尾さんが出演していたアニメはだいたい観てました。私が観た中で一番新しい作品は『ポプテピピック』です。

 『狼少年ケン』から『ポプテピピック』まで、もう50年以上のキャリアってことです。レジェンド声優ですね。

 ところで『仮面レイトー瞬』の話に戻ると、ひとつだけすごく気になったことが。

 『仮面レイトー瞬』なのに、主役の瞬が仮面を被っていないってどういうこと?

 以上、本日もお粗末様でした。