愛知県弥富市にある県立児童遊園「海南こどもの国」へ行ってきました。
息子氏が小さいころから、何度も行ってみようと思ったことがあるものの、なぜか毎回天候不順や急な用事が入って、行けなかった公園です。
近くに岐阜県海津市の国営公園「木曾三川公園センター」があり、そっちは何度か行ったことがありますが、あちらは普通に老若男女を問わない公園。「海南こどもの国」は、”こどもの国”というだけあって、児童福祉法で定められた「児童遊園」なので、あくまで児童向けの公園ということになります。
10時過ぎに着いた頃には、すでに第1駐車場は埋まっていて、正門の反対側にある第2駐車場へ誘導されました。公式HPによれば、他にも大宝駐車場というのがあり、3か所合わせると、1100台もの車を止められるスペースがあることになります。周辺は田んぼや畑が広がる農村地帯で、すぐそばに川も流れていて、のどかな地域です。金魚の養殖が有名ですね。
公園自体の敷地も広く、プールやアスレチック、ローラースケートコース、足漕ぎボートや足踏みゴーカートもあります。
クッション付きの遊具に群がる子どもたち。
この遊具はゴム製で、足元のグリップが効きます。
そこそこ長いローラー滑り台もあります。これよりやや短いのが、少し離れた所にもうひとつありました。
ローラー滑り台の傍を飛んでいたクマバチくん。
スマホのカメラで飛んでいるクマバチくんを捉えるのは、至難の業です。
木々の向こうに見えるのがプール。
ボート池で足漕ぎボートも楽しめます。1台に3人まで乗れますが、大人3人はNG。大人2人に子ども1人ならOK。左右の席にペダルがあり、真ん中に舵取りのハンドルがあります。制限時間は10分。池のほとりに立っている時計を自分で見て、係の人に言われた時間までに、船着き場に戻ります。
ただ、戻る船が渋滞して待たされたりするので、制限時間はわりとアバウト。２～３分オーバーしましたが、何も言われませんでした。
ボート乗り場に長い列ができていました。行列の上に藤棚があり、藤の花の蜜を集めるクマバチくんが、せっせと働いていました。
ゴーカートコースの隣に、消防車の展示があり、屋根付きの休憩所もあります。広場の向こうでは、生バンドが最近のJポップを演奏していました。米津玄師とか。
ゴーカートは3種類の大きさがあり、小と中は足踏み式のペダルで、機関車のクランクみたいな仕組みで車輪を回します。大は回転ペダルで、一輪車と同じ仕組みなので、空回りせず、ブレーキもありません。あまり飛ばすと足が絡まるので注意が必要。
足漕ぎボートとゴーカートの共通券。1台50円です。さすが公営、激安料金。1人じゃなくて1台ですよ？ボートも3人乗ったって50円。ちなみにゴーカートはコースを1周したら終わり。思ったより長いコースで、小さい子が楽しむには十分かなという感じ。
敷地内には小さな食堂もあり、焼きそば、たこやき、カレー、牛丼、フランクフルト、ソフトクリームなどが売っていました。外の窓口ではかき氷を売っていて、長い行列を作っていました。今日は暑かったからねぇ。
最後、プールの休憩所にあったロボット。令和となった今も、昭和の香りを伝えています。
日差しが強く、日向にいると暑かったですが、木陰では風が涼しくて、とても快適な天気でした。長いGW、息子氏と遊べたのは3日だけでしたが、最後に良い一日を過ごせたと思います。
午前中に着けば、休憩所はまだまだ空いているので、余裕で休憩スペースを確保できると思います。敷地内にはたくさん樹が植えられているので、木陰にシートを敷いたり、簡易テントを設置してもいいでしょう。
GWは明日で終わりですが、快適な季節はまだしばらく続くので、小学生以下のお子さんがいる方は、天気の良い時に行ってみてはどうでしょうか。
