どういういきさつだったか忘れましたが、『NARUTO』好き(正確にはイタチ好き)な嫁さんと、忍者の話をしていました。そこから、子どもの頃、夏休みによくテレビで放送されていた忍者映画『怪竜大決戦』の話になりました。
嫁さんは観たことがないそうで、私はその映画に自来也という忍者の役で故・松方弘樹さんが出ていたんだよという話をしました。自来也、綱手、大蛇丸が登場する東映の特撮映画で、東映の映画で唯一、怪獣が登場する作品だそうです。(ソースはWikipedia)
主役は忍者であるものの、巨大な蝦蟇と竜が戦う怪獣映画として、ゴジラやガメラと同じ扱いで夏休みに放送されていたのでしょう。公開は1966年なので、私が生まれる前の作品です。
松方弘樹さんといえば任侠映画が有名ですが、私がテレビでよく見ていたのは『たけしの元気が出るテレビ』でのひょうきんな姿でした。そういえば今、れいわ新撰組の政治家・山本太郎さんも、同番組で「メロリンキュー」という名前で素人高校生としてテレビデビューしていました。競泳水着に水泳帽という格好で、危ない感じのエガちゃん(江頭2:50)ぽいキャラをやっていたのを思い出します。
それはそうと松方弘樹さん。たしか、昔の俳優の2世なんだよなと思ってWikipediaを見ると、近衛十四郎というチャンバラのうまい俳優さんがお父さんだということがわかりました。本名は目黒寅彦というそうですが、芸名がそのまま時代劇の登場人物みたいです。時代を感じますね。
話は飛んで、毎週聴いているラジオ番組『神谷明のTALKx3』を車内で聴いていたら、ゲストのアニメ監督・大地丙太郎さんが、近衛十四郎さんが好きだという話を少しされていて「おっ、また偶然の一致だな」と思いました。
大判焼の次は近衛十四郎で偶然の一致が起きました。立て続けにこういうことがあるのは、何か意味があるのかないのか。いや、すでに自分自身で「シンクロニシティ」という意味付けをしているので、主観的には意味のある現象なのです。
だから何っていう話でもないんですけどね。