心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

今日が平成最後の日じゃないって知ってた?

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 「これでいいのだ はんたいのさんせい」

 今日で平成30年度が終了する。明日から平成31年度だ。しかし平成は4月いっぱいで終わるので、平成31年度は1カ月しかないことになる。

 明日、新しい元号が発表されるということで、平成が今日でおしまいだと思っている人が結構な数いたらしい、という話をネットで見た。新元号が発表されるとなれば、もうそれで話が進むと思っても仕方ないのかな、とは思う。年度切り替えの時期でもあるし、キリがいいからね。

 それで今日、たまたま実家に帰ったら、お袋が「今日で平成も終わりだねぇ」と言ってて、意外と身近にいたな!と思った次第。

 平成の時はどうだったか。今から30年前。平成に切り替わった時はまだ高校3年生だった。卒業を控えた時期で、就職も決まっていたので、わりと暇だった気がする。テレビでは、昭和天皇と皇后が馬車に乗って、ご成婚パレードする白黒映像がやたら流れていた記憶がある。これでもかと昭和を振り返る番組が企画されていた。来月のテレビもそんな感じになるのだろうか。

 ところで先日の休みに、高速道路に載って少しだけ遠出した。途中で寄ったサービスエリアで見つけたお土産がこれ。

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 ちょっと意味がわからないけど、なんだかすごそうだ。

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 販売者は名古屋の会社になっている。製造元はわからない。全国で売られてるんだろうな。

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 パッケージの裏には、Wikipediaからの引用がプリントされていた。

 中身の写真を撮ろうと思っていたが、忘れて全部食べてしまったので、饅頭本体の写真はない。普通にまん丸くて白い饅頭に、「平成」の二文字が、焼き印でなく、食品用プリンターで印字されていた。安上がり~。

 ただ、白い饅頭に平成と印字しただけで「平成最後の饅頭」を名乗ってみせる、この豪胆さはどうだ。どこにも「平成最後」の要素がない。パッケージには平成最後を名乗る理由も書いてない。ただWikipediaの平成の項をプリントしただけ。

 なんという安直さだろうか。地方色もない、商品名に根拠もない、おまけに大して美味くもない。これだけ何の特色もないお土産というのも珍しいではないか。名前だけのインパクト。いわゆる出オチというやつか。よくこんな商品を思いついたものだと感心する。

 平成も残り1カ月。平成最後の饅頭は、ラストスパートでいくつ売れるんだろうか。少し気になる。

 ということで、今日の話は以上。

タリラリラーンロックンロール

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平成 最後の饅頭 9個入

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