心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

理由なきヘビーローテーション

STRIPPER

「朝でも夜でも真昼でも 恋はストリッパー」

 気がつくと、頭の中で同じ曲が何度も流れる、謎のヘビーローテーションが起こること、あるよね。あるよね?

 最近、本当に原因のわからないヘビロテ現象が起きてて、曲は沢田研二の「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」。1981年リリース。昭和56年だよ。古いねぇ。

 ドリフの「8時だョ!全員集合」とか「ザ・ベストテン」でよく聴いた記憶がある。

 しかしながら、なんで今この曲が脳内で無限に流れ続けるのか、全くの謎なんだよね。もうかれこれ3日くらい続いてる。いつの間にか曲が流れてて「あ、また流れてる」って気がつくんだよね。

 たぶん、何かしらのきっかけはあったんだろうと思う。そこからいろいろと連想がつながって、ジュリーの「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」に辿り着いたんじゃないかと推測してる。

 この歌がヒットした時期、俺は小学5年生。小学生にはちょっと刺激の強い歌詞じゃないかと思うんだけど、当時はわりと平気で聴いてたな。歌謡曲ってそんなもんか。女性歌手がこういうセクスィーな曲を歌うと、少し恥ずかしく感じるかもしれないけど、男性だから大丈夫だったんじゃないかと思う。

 恥ずかしかった歌といえば、同じ年に始まった『うる星やつら』の初代オープニング「ラムのラブソング」だ。キュートな女性の声で「好きよ、好きよ、好きよ」と連呼される。これが恥ずかしくて、オープニングの時だけ席を外したもんさ。慣れるのにだいぶ時間がかかったよ。

 もっと遡ると『一休さん』のオープニングも苦手だった。その頃はまだ未就学児。出だしからいきなり「すきすきすきすきすきっすき、あいしてる」だもんな。初めて聴いたときは、顔から火が出るかと思ったよ。自分が言われてるわけでもないのにねぇ。

 昔の歌謡曲って、わりと「濡れ場」を思わせる歌詞が入ってた気がするけど、子どもだから意味がわからなくて、普通に鼻歌で歌ってたな。雅夢の「愛はかげろう」とか、学校で友達とギター弾く真似しながら歌ってたもんな。小学4年生男子が「熱くいだかれた日々を 幸せと言えば悲しい」とか、歌ってて意味わからんやろって思うけどね。意味はわからんけど、雰囲気で歌ってたよね。

 最近の曲なら、テレビやラジオで聴いたのをきっかけに脳内ヘビロテが始まるのはわかるけど、昔の曲が始まると、だいたい複雑な連想がつながってそこに辿り着いてるから、何がきっかけか思い出せないんだよね。だから結構気になる。気になるからなかなか終わらない。「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」も、とうとう今日で4日目だよ。いい加減終わってくれ。何か他の曲で上書きするしかないのかな。

 ここまで書いて思い出したんだけど、このネタで記事書くの2回目?3回目?なんならツイッターでも似たような話をつぶやいたことあるわ。これって、「おっさんが同じ話を何度もする」っていうアレか?うわぁ……マジかぁ。

 はい、じゃあ今日はここまで。お疲れさんでした!

うる星やつら TVテーマソング ベスト

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オトナの一休さん オリジナル・サウンドトラック

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愛はかげろう[雅夢][EP盤]

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