まいあがれ大空へ アンデスの広い空
白い雲も 青い風も みんなぼくの友達
ニンテンドースイッチ版の「GOROGOA」というゲームを買いました。ダウンロード版しかなかったので、ニンテンドーアカウントで購入しました。
なぜゆえこのゲームを買おうと思ったかというと、スイッチのゲームカタログを見ていて、そのタイトル画面が目に留まったからです。説明文を読むと、英国アカデミー賞のゲーム部門デビュー作品賞を受賞し、他にゲーム部門芸術的実績賞、なんちゃら賞、ホニャララ賞などなど、いくつもの賞にノミネートされた作品ということで、期待が高まって購入に至った次第。
絵本のようなタッチの手書きの絵を、ズームイン、ズームアウト、移動、重ね合わせなどなどの操作を組み合わせて、パズルを解いていくというゲームです。
画面は4分割されていて、それぞれの絵を操作して組み合わせを変えると、何かのスイッチが入ったり、絵の中の人やものが動きだします。左右の絵の背景が繋がると、右側の絵から左側の絵へ、人やものが移動して、次の謎へと導いてくれます。見た目にも美しく、静かなBGMや効果音も雰囲気を盛り上げます。
この雰囲気、どこかで感じたことがあると思ったら、かつてセガサターンでプレイした「MYST」を思い出しました。
言葉や文字といった会話のない、ひとりぼっちのゲーム世界。目の前にあるものの中からヒントを探り出し、試行錯誤し、壁にぶつかり、行き詰まる。いったん引き返して見直すと、突然新しい道が開ける。それまでの鬱積した気持ちが解放されるカタルシス。
ゲーム自体はそれほど長丁場ではなく、1~2時間あれば最後までクリアできてしまう人もいるでしょう。しかしそれはちょっともったいないと思わせる美しさと謎解きの妙。あと価格。この短いゲームに1500円払うかどうかは、ゲームに何を求めるかで判断が分かれるところでしょう。
実をいうと、私はまだクリアしていません。買ってから1週間経ちますが、プレイする時間がなかなかとれないので。そんな私をよそに、興味を示した息子氏がスプラトゥーン2そっちのけでのめり込み、ゲームを始めて5日目にクリアしてしまいました。
わからないところにぶつかると「わからない!」「こんなの絶対無理!」とか文句を言いだすので、一緒に考えたり、横からヒントをあげたりしていましたが、いつの間にか自分でコツをつかんだのか、気が付いたらエンディングのクレジット画面を見ていました。
え……ちょっ、もう?もう終わり?お父さんまだ最初のステージもクリアしてないのに……いきなりエンディング見ちゃったよ……
結局、タイトルのゴロゴアとは何なのかよくわかりませんでした。ゲームの要所要所に出てくる鳥みたいな怪物のことかな。南米の古代文明の神話に出てくる絵みたいな、カラフルな鳥のような巨大な生き物が登場するのですが、それが何なのかも最後までわかりませんでした。
息子氏に先を越されてしまいましたが、途中の謎解きの過程はほとんど見ていないので、息子氏が寝てから夜中にちびちび楽しみながらプレイしようと思います。
ということで、本日もお粗末さまでした。
- アーティスト: Joel Corelitz
- 出版社/メーカー: Annapurna Interactive
- 発売日: 2018/01/09
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る