愛知県一宮市の、テラスウォーク一宮で行われた、森口博子のリリースイベントに行ってきました。観覧無料なので、貧乏な私には貴重な機会です。
午後1時からと4時からの2回公演で、私は1時からの回に行きました。昼前に現地入りしましたが、すでに長蛇の列。並んでいるのは主に私と同年代か、少し上の世代が目立ちました。中にはまぁまぁ高齢の方や、小学生くらいの子もいました。子どもはお父さんに連れられて、というパターンでしょう。
私は列には並ばず、吹き抜けになっているイベントステージの2階で場所を取りました。アルバムを予約すると、2ショット撮影もできるのですが、今回は予算の都合で断念。
時間前に、ステージ上でマイクテストをする女性がいました。ステージ上をあちこち移動しながら、マイクで声を出して、スピーカーやミキサーのチェックみたいなことをしていました。なるほど機材のセッティングというのは、ああいうこともやるのだなと思いながら見ていました。
立ちっぱなしで疲れを感じ始めた頃、パーテーションで仕切られたイベントスペースに入ってくる森口博子の姿が見えました。時刻はちょうど13:00になろうとしているところ。控室はないので、どこかで待機していたのでしょう。それを見越した入り待ちのファンが、パーテーションの外で手を振っていました。
ミニライブは全体で40分ほど。ステージに上がるとすぐ歌が始まりました。オープニングは『スピード』で、ベテランのファンが見事なコールを入れていたのが印象的でした。そういえば、最近はアイドルの「親衛隊」って聞かなくなりましたね。
歌が終わると、挨拶&トークタイム。今回発売される、ガンダムソングのカバー&セルフカバーを集めたアルバム『GUNDAM SONG COVERS』の話など。
そのアルバムから、まず井上大輔のカバー『哀戦士』を披露。昭和のガンダムファンにはおなじみの曲です。私もカラオケに行くと歌います。
2曲目は、鮎川麻弥のカバー『Z~刻をこえて~』。3曲目にセルフカバー『水の星へ愛をこめて』、そしてラスト4曲目は、これもセルフカバーで『ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜』で締めました。
歌の合間にトークが入りましたが、さすがバラエティでならしたベテランアイドル。お客さんを笑わせ、喜ばせ、時にほろりとさせる、絶妙なトークでした。
来年、デビュー35周年を迎える森口博子。イベントステージという限られた音響の中でありながら、やはり生の歌声は違うなと思わせる彼女の歌唱力に、鳥肌が止まりませんでした。
なかなか思うように行かない人生ですが、明日からまた頑張っていこうと思えるエネルギーをもらった、本当にスペシャルなミニライブでした。
【メーカー特典あり】 GUNDAM SONG COVERS(メーカー特典:ジャケットイラストA4クリアファイル付き)
- アーティスト: 森口博子
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2019/08/07
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