「そんなふしぎなポケットがほしい」
一昨日のホッテントリに、懐かしいゲームの記事が上がっていた。
今、クッキークリッカーがすごいことになっている | ヌートン 新たな情報未発見メディア
旧支配者とか出てこないかな。
2019/04/24 20:45
うわぁ、懐かしい。当時勤めてた会社でコッソリやってた。ブラウザの隠しタブで放置プレイだけど。息子氏もまだ小さかったな。
懐かしさも手伝って、またちょっとだけやってみようと思って日本語版にアクセスしたら、ちょっとだけで終わらなかった。さすが一世を風靡した時間泥棒ゲーム。ついつい夢中になってクッキーを焼いてしまう。今日は休みだったから、朝のうちにある程度設備を整えて、今はだいたい2億5千万cpsあたりだ。
夕方、息子氏が帰ってくると、パソコンの画面で、クッキークリッカーがせわしなくクッキーの数をカウントしているのを見つけてしまった。いきなり興味をひかれたようで、「これなに?」と真っ先に聞いてきた。
「ひたすらクッキーを増やすだけのゲームだよ」と教えると、やってみたいと言い出した。宿題はやったのかと聞いたら、今日の分は終わったし、明日から10連休だから、残りはボチボチやるよという話だった。
まず、クッキーを自分でクリックすることから始めて、カーソルを買い、グランマを買い、だんだんクッキーを増やしていって、農場、工場、鉱山と設備を増強していく手順を教えた。
最初の内は、ひたすら手動クリックを繰り返していた息子氏。腱鞘炎にならないかと心配するくらい夢中でクリックしていたが、やがて設備の増強も楽しくなってきたようで、増えたクッキーでどんどん設備投資していった。
クッキーの上で、猛スピードでカウントアップしていく数字を見て「めっちゃ楽しい」と感想を述べる息子氏。そうか楽しいか。困ったな。連休中、ずっとこの調子でクッキーを焼き続けたら、本当に腱鞘炎になるぞ。
しかし子どもはすぐ飽きるもので、設備を増強すると勝手にクッキーが増えていくのを知ると、いつの間にか、ブラウザの別タブを開いてYouTubeを見ていた。
パソコンを使うのは何時まで、と決めているので、終了間際にまたクッキーの画面を確認し、「明日まで放っておいたら、(設備を)全部買えるようになるよ」と、楽しそうに言っていた。
私も、たぶんすぐ飽きるとは思うけど、数字が増えていくだけのゲームが、なぜこれほど中毒性を備えているのか、不思議ではある。クッキーじゃなくて金貨だったらもっと楽しそうなんだけど。
そういえば、子どもの頃よく歌った「ふしぎなポケット」という歌がある。
「ポケットのなかにはビスケットがひとつ
ポケットをたたくとビスケットがふたつ」
というあれだ。で、この歌を思い出すとき、毎回、不思議なのはポケットだったか、ビスケットだったか迷うのだ。ポケットの力でビスケットが増えるのか、ビスケット自身が増殖能力を備えているのか、どっちだったかな、と。
「こんなふしぎなポケットがほしい」
なのか、
「こんなふしぎなビスケットがほしい」
なのか、どっちだったか思い出せない。ネットで調べると、不思議なのはポケットのほうらしい。だが実際のところ、歌詞の中で増えているのはビスケットだけなのだから、ポケットとビスケット、どっちが不思議なのかはわからないはずだ。
まぁ、どうでもいい話だね。
ということで、今日の話は以上である。