嘘を言っては困ります
現れないのが透明人間です
今日は書くことが思いつかないので、以前書こうと思って挫折したショートショートのネタをバラします。
ある場所、これは日常的に人がいる公園などがいいと思いますが、地面に穴があきます。最初は小さな穴で、徐々に大きくなって、やがて人が落ちて怪我をするくらいの大きさになります。
でも、その穴に落ちることはありません。なぜなら、その穴には目に見えない何かが入っているからです。この「何か」を何にするかで迷いました。最初の案では、見えない樹が生えてることにしようかなと考えました。見えない樹が、新芽から成長して大きくなって、根っこが埋まっている部分の穴が目立つようになる、というわけです。
で、この穴が人の噂に上り、有名になって、いろいろと調査の手が入りますが、全く解明されません。
一方そのころ、地球の反対側の海の上に、大きな樹が浮かんでいるのが発見されます。しかしその樹に触れることはできません。まるでホログラムのように触れるものがすり抜けてしまいます。が、その触れられない樹の中に入ると、見えない樹が生えている場所の景色が見えます。それで、見えない樹と、触れられない樹は、同一のものであるらしいことが判明します。
ひとつの存在(樹)の触れられる部分は公園に、見える部分は海の上に。存在の触覚と視覚が別々の場所にあるというのが物語のキーです。
ただ、この樹(樹でなくても石でもなんでもいいのですが)をめぐって人々が何をするかというところがうまく作れません。
あるいは、樹じゃなくて犬とか、人でもいいかなと思ったりします。人だったら半分透明人間みたいなものだけど、別の場所では何をやっているか丸見えというわけです。そのほうが面白そうかな。犬にするなら、人間とコミュニケーションをとらない妖怪か神様的な存在にすると面白いかも。それに人が振り回されるとか。
アイデアは出てきますが、ストーリーが思いつきません。最初は樹で書き始めたんですが、長くなりすぎて途中であきらめました。設定がややこしいかなとも思います。じっくり考えないと出てこないかもなー。
ということで、勝手な独り言でした。
ではまた!