心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

遅ればせながら結婚式についてお話させていただきます。

 実は昨日、このブログのアクセス数が記録更新しまして、200PVを越えてました。

 昨日投稿した記事が息子の発達障害に関する内容だったので、ほほぉ、この話題は関心を持ってる人が多いのかなと思ったら全然違ってて、「妖怪ウォッチ」と「くつだる。」の関係を調べようとYahoo!から検索してくる人がほとんどでした。昨日はまたNHKでくつだる。の放送があったみたいですね。先週の放送でも1日のPV記録を更新しましたが、昨日はその倍。来週もくつだる。が放送されたら、300PVくらいいくんでしょうか。これだけアクセスがあると、あの記事にもう少しちゃんとした情報を加筆したほうがいいのかなと思っています。1日200PVでヒャッハーしているごくまです。

 しかし今日は結婚式の話を書きます。なぜなら最近のはてなブログではそれがトレンドらしいから。でもたぶん乗り遅れてる。トレンド烈車2本くらい逃して、年寄りとおばさんグループがまばらに乗ってる普通列車に乗り込んじゃった感じ。

 さて僕と嫁は結婚式を挙げていません。まず蓄えがなかったこと、嫁が面倒くさがりだったこと、両家の親がたいして結婚式に関心がなかったことなどが理由です。結婚したのが30代後半で、親もいい加減年取ってくたびれてたのもあるでしょう。僕自身も結婚式には全く興味がありませんでした。姉や親戚、友人の結婚式をいくつも見てきて、だいたいの内容はわかっていたし、内容がわかっていたからこそ「俺には無理」と思っていましたから。

 ただ、本当に何もやらないわけにはいかないので、昭和の香りが色濃く残る、地元の料理屋で宴席を設けました。双方の家族だけを招いての、こぢんまりした宴会でした。嫁の実家のほうでも、旦那のお披露目的な意味で、親戚を招いてちょっとした宴会を開いてくれました。方々からご祝儀を頂いて、蓄えのなかった僕らが新生活を始めるのに随分助かったものです。

 その後、写真スタジオで衣装を借りて記念撮影をしました。和装と洋装で写真を撮り、アルバムを作って、希望するデータだけCDに焼いてもらうというサービス。フリーペーパーのクーポン券を使ったので、貸衣装代はタダでした。

 だけど結局写真代が高いので、たくさん撮影された写真の中から「これは!」……というものはなかったので「これなら……」というものを厳選して、アルバムにしてもらいました。その時に選ばなかった写真も、撮影後半年だか1年だか、ある程度の期間は保存しておいてくれて、CDに焼きたくなったら注文する、ということもできたのですが、結局それっきりになりました。

 もっと若い頃だったら式を挙げてたのかな。両方とも30半ばを過ぎてて、わざわざ式を挙げるのもなんだか恥ずかしいような気がしてたのかもしれませんね。若いカップルなら絵になるだろうけど、中年にさしかかっていいかげん酸いも甘いも噛み分けた晩婚カップルじゃ、どうにも初々しさに欠けますわな。

 もちろん、晩婚だからって式を挙げるのがみっともないなんてことは思いませんよ。やりたい人はやったらいいと思います。ただ僕と嫁は、人生の大通りの真ん中じゃなくて端っこのほうを、人影にまぎれながら歩いてきたタイプなので、一時的にせよ、何らかの場で主役になることに対する照れもあったんでしょうね。

 主役って、疲れますよね。人様から注目を浴びるっていうのは、気持ちいい反面、すごく疲れると思います。大勢の人に面が割れてる芸能人とか有名人て、ほんとすごいと思う。もし自分が外に出て「あ、〇〇さんだ」とか知らない人に言われたりしたら、やばいと思う。すいませんすいませんほんとごめんなさいって逃げるかもしれない。

 そういえば昔、地方営業に来てた長井秀和に話しかけたら、なんかモゴモゴ言いながらスルッと逃げられたことがありました。でもあれが普通だよなと思います。自分の知らない人が自分のことを知ってて、向こうからいきなり話しかけられるのってちょっと怖いと思う。あの時は何も考えずに「あ、長井秀和だ」と思って「こんにちは~」って普通に声かけちゃったけど、あとで考えたらやばいなと思った。よっぽどキャリア積んだ芸能人ならそういうの慣れてるだろうけど、彼は急に売れちゃった人だからね。あの時はすいませんでした長井さん。

 途中で話が逸れましたが、結婚式にまつわるお話でした。

 間違いないっ!