行くあてなくただ漂う、壁の中のごくまです。
先日、職場の駐車場に車を入れようとしたら、モズのつがいがうろちょろしてたんです。
鳥にはあまり詳しくないので、彼らが本当にモズだったのかどうか自信はありませんが、顔の模様とか、自分が知ってる鳥の中ではモズに似てると思ったので、とりあえずモズということにしておきます。
駐車場は芝生が植えてありまして、春がきて暖かくなってきたので、たぶん虫が出てくるんですよね。それを狙ってモズだけじゃなく、カラスだのハトだのムクドリだのが、駐車場をたむろしながら地面をついばんでいるのをよく見ます。
その日はたまたまモズのつがいだけが駐車場をうろついていて、芝生に隠れて蠢いているであろう虫をついばみながら、うろうろとエサを探して歩き回っていました。
私の車のすぐ前にいたのはたぶんメスで、数メートル離れたところに顔の模様がはっきりしたオスがいました。メスは車が近づいてきたことに気づいて、一瞬だけこちらを見ましたが、またすぐに地面の虫に集中して歩き始めました。
オスは時折メスのほうを見ながら、大丈夫かな?という顔をしていたような気がします。ちゃんとパートナーのことを心配しているオスのことも、目の前に迫る車のことも気にせず、メスはひたすら地面をついばみながら移動していきます。よほどお腹が空いているのか、それともお腹に卵を抱えているのかな。
なんとも微笑ましい春の光景です。
それよりおまえら早くどけよ遅刻するだろ、と思った朝の出来事でした。
ではまた!
THE MODS EARLY BEAT 1981-1989 (Amplifier Book Vol.2)
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2017/08/02
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る