それは商売として無理ですよね - 心は空気で出来ている

f:id:go_kuma:20181212223119p:plain

げんこつ　げんこつ

無理だ　カニのげんこつ

　微々たる小遣い稼ぎに、副業をしている。

　とある中間業者からの依頼で、仕事を受ける話になったのだが、途中まで話が進んで、ではどのくらいの予算で、ということになって提示された金額が、冗談はよし子さん的なそれであった。

　その仕事には仕入れが必要なのだけど、報酬がその仕入値にも満たない。

　次に受ける仕事でこの穴埋めはする、というのだが、いやいやいや。

　そんなの無理だって。

　同じお客さんから、追加の仕事が受けられる予定だから、そこでしっかり利益を取って、今回の不足分は補えるという話。それこそ無理でしょう。

　いくつか仕事を受けて、3件目だから割引しましょうとか言うならまだわかる。しかし、最初に安く受けておいて、次は普通の金額でとなったらお客さんも納得するまい。最初に安くできたんだから、次も安くできるだろうと思うのが消費者心理というもの。

　ぶっちゃけ、値段があってないような仕事だから、なんだかんだ言って高い金額で仕事を取ることも不可能ではない。不可能ではないけれど、今までの実績から見て、その中間業者の営業力ではそんなの無理。

　そもそも、1件目の仕事から値引きしなけりゃ受けられないようなら、次の仕事はもっと値切られるのがオチというもの。

　そんなあやふやな話で、持ち出しで仕事するなんてあり得ない。少なくても利益があれば、次回に期待して今回は我慢しましょう、ということもできるだろうけど（それも嫌だけど）、次回の仕事がいつ、いくらで入るのかもわからない状態で、受けられる話じゃないでしょうよ。

　そんなこともわからずに商売してるから、お客さんに足元見られて値切られるんじゃないの。とまでは言わないけど、腹の中ではそう思っている。一応、私にとってはその中間業者がお客さんだからね。あまりキツイことは言えない。

　でも今回の話はキッパリ断る。

　小遣いレベルの副業で持ち出しはないよなぁ。

　ということで、本日はこれにてお粗末。