叫んで 唸って 鋼鉄の心臓で
目指した先は 無重力だ
空宙博エントリー第4弾。
今回は宇宙に関する展示を紹介します。
まずロケットエンジンLE-7。でかい。高さは4~5mあったと思います。たぶん。このエンジンは、一昨年のリニューアル前に、敷地の片隅の小さな格納庫で縮小展示していた時にも置いてありました。覚えてるよ~。
H-2ロケットの先端の衛星フェアリング。衛星を格納するケースです。およそ400本のボルトで留められていて、それが一斉に爆発・断裂することでパッカーンと割れて、中の衛星が宇宙に飛び出すという仕組みです。って中京テレビの「ゴリ夢中」で言ってました。
上の写真にも小さく写っている「たたかないでください」。こんだけ大きな円筒形の鉄板を見たら、叩きたくなる気持ちもわからなくはない。さぞかし音が反響するんでしょうな。
2階に上がると、宇宙関係の模型がたくさん展示してあります。今は運用されなくなったNASAのスペースシャトルディスカバリー。スペースシャトルを見ると、チャレンジャーの事故を思い出して切なくなります。
宇宙服。1着10億円らしいです。これはもちろんレプリカ。
これがあの「はやぶさ2」です。今年の6月に小惑星「りゅうぐう」に到着したとかしないとか。いや到着したんですよね。金ぴかですね。
火星探査機、マーズ・エクスプロレーション・ローバー。2機のうち1機はまだ現役で14年以上も火星探査を続けているそうです。よく飽きないね。
こちらは最新の火星探査機キュリオシティ。右側の旧式と比べてかなり大型です。この車体の中にいろんな科学探査機器が積まれていて、自分で火星表面の土などをすくって解析するそうです。かしこい。
こちらは国際宇宙ステーションISSに接続されている日本の実験棟「きぼう」の模型。中身も部分的に再現されていて、入って見ることができます。入り口に昇降機があるので、車椅子の人も入れますよ。
エアロック。宇宙空間で実験したいときに、ここから機材を出し入れするらしいです。人は入れません。見た目がSFチック。映画だと最後の最後にエイリアンが隠れていそうな場所。
これはイオンエンジン。とても小さくて、最長部分が50cmもなかったように記憶しています。Wikipediaによると、
電気推進とよばれる方式を採用したロケットエンジンの一種で、マイクロ波を使って生成したプラズマ状イオンを静電場で加速・噴射することで推力を得る。
だそうです。よくわからんが、とにかくすごい。
はい、そういうことで今回は宇宙関連の展示を紹介しました。
では本日もお粗末さまでした。