片側2車線で中央分離帯がある道路を走っていました。
片側1車線の道路との交差点に差し掛かり、信号が赤だったので減速しました。その時僕の車は右側の車線にいました。交差点には右折レーンがありました。
交差する道路の左から車が来て、右折するのかと思いきや、中央分離帯の手前で曲がり、こちらの道路の右折レーンに進入してきました。つまり逆走状態です。
最初ちょっと何が起きているのかわかりませんでした。運転していたのはおばさんで、助手席と後部座席にも人の姿が見えました。右折しようとして誤って反対車線に入り込んだのかと思いましたが、そのままじりじりと右折レーンを逆走してきます。
その車とすれ違い、前の車の後ろで止まって、どうするのかバックミラー越しに見ていました。後続の車も驚いた様子で止まっています。
おばさんの車はじわじわと進み、道路の左側にある店の駐車場へスルスルと入っていきました。
図で表すとこうなります。
おいおいおいいぃ!
いくらなんでもそれはちょっと……
そりゃ交通死亡事故全国ワースト14連覇を成し遂げるだけのことはありますわ。
悪名高い「名古屋走り」で検索すると、「右折フェイント」とかいう狂った違反走法が出てきますが、これは右折フェイントどころじゃない。右折フェイント逆走Uターンとでも言うか……。
幹線道路をちょっと入れば田んぼや畑が広がる田舎のせいか、普段から農道ばかり走ってるおじさんおばさんは無茶な運転をしがちです。
車がないと生活できない田舎で30年近く車に乗っていますが、こんなの初めて。
改めて安全運転を心がけようと思いました。
ドライバーズハンドブック 交通心理学が教える事故を起こさない20の方法
- 作者: 長塚康弘
- 出版社/メーカー: 新潟日報事業社
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る