心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

文体に 悩む中年ブロガーに せまる宵闇 フランク永井

フランク永井が歌う ジャズ・スタンダード VOL.1

宵闇せまれば 悩みは涯なし

みだるる心に うつるは誰が影

 最近、ブログを書く時の文体に悩んでいる。

 悩んでいるというほど悩んでいるわけではないが、書いていて違和感を感じることがある。書いている内容と文体が合わないような、表現したい気持ちに文体がついてこないような。

 ふっと、ですます調に戻したくなることもあります。ですますフェイバー。

 毎日更新が1年を超えたところで、それまでのですます文体を変えて、今のような文体にしたわけだが、どうも堅苦しくて表現しづらいことがある。それほど文体に拘りがあるわけでもないのだけど、一応、統一感を持たせたいという気持ちだけはあるので、そこがネックになることがある。

 そんな時はわざと崩して書いたりもするんだけど、どうにもしっくりこないんだよね。

 まぁ、今の文体も試験的に導入しているものなので、文体のために言いたいことがうまく表現しきれないようでは、本末転倒虫。柔軟に変えていこうと思う。

 ですますフェイバー、否、ですます調に戻すのか、もっとフランクな感じにするのか、これからさらに迷いながら書くので、たださえお見苦しい文章がさらに読みづらくなる可能性が無きにしも非ず。

 もっと自然に、自分の素を出せるような文体ってないもんだろうか。ないもんかな。

 友達と喋る時みたいな語り口のほうがいいんだろうか。でも話し言葉より書き言葉のほうが読みやすいんじゃないかと思ったり。

 もういっそのこと書くんじゃなくて、喋りたいよね。となると、ユーチューバーか?ユーチューバー化?それは無理だな。平日休みで家に人がいないときに限られる。

 そういえば最近、ゲーム実況やってみたいと思っててさぁ。でも機材が少々お高いんだよね。自分の今の小遣いじゃ、ちょっと手を出すってレベルじゃなくて。買ったからにはやらなきゃって思うお値段で。そのほうが無駄にならなくて、いいのかもしれないけどね。スプラトゥーン2をプレイしてると、このバトルは録画しておきたかったなぁ!と思うことがたまにあるんだよね。ランクが低いなりに。

 あーそんなことより文体だわ。やっぱ今みたいな感じで、フランクにいったほうが楽かもしれないな。フランク永井でいったほうがいいかもしれないな。

 ということで、本日はこれにてお粗末。

 っていう締めの決まり文句も変えたいな。

 でゅわっ!とか。

 違うか。

プラチナ・ジャズ ?アニメ・スタンダード Vol.1?

プラチナ・ジャズ ?アニメ・スタンダード Vol.1?

 
ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ ?アニメ・スタンダード Vol.2?

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ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ ?アニメ・スタンダード Vol.3?

ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ ?アニメ・スタンダード Vol.3?

 

 

【NHKドラマ10】『トクサツガガガ』最終回「スキナモノハスキ」【感想】

NHKドラマ10「トクサツガガガ」オリジナル・サウンドトラック

朝から字幕だらけのテレビに

齧りつく夜光虫

 録画してあった最終回を観た。

 例によって号泣である。来年50になるおっさんが、このドラマで3回泣かされた。

 叶がVHSビデオを観て泣くシーン。もらい泣きせずにはいられなかった。ただ、野暮なことを言うようで申し訳ないが、気になったのはビデオを再生するテレビの画面。

 吉田さんにもらったビデオデッキを繋げた、今の薄型デジタルテレビ。そこに映し出されたエマージェイソンの画面の縦横比は16:9。VHSの画面縦横比は4:3のはずである。しかも画質がデジタルで綺麗。レンタル落ちのVHSなんて、今のテレビ画面に比べたらボケボケのザラザラなはず。

 そして過去の回想で、部室のテレビデオで同じビデオを観るシーンでは、ちゃんと4:3になっていた。矛盾。

 デジタルテレビでVHSを再生したとき、自動で画面の縦横比を変換したと思えなくもないが、それならエマージェイソンの横幅が広げられて、さらに太くなっていたはず。

 まぁ、そんなのはドラマの内容には関係ないことなので、どうでもいいっちゃどうでもいいことなんだけど。

 北村さんがやけに活躍してくれたこと、吉田さんが思った以上に天然だったこと、ダミアンとの絡みでの「大人は怪獣」のくだり、おかあちゃんとの和解など、ラストに向けていろんなことがギュギュッと収束していく感じ、めいっぱい詰め込んだ感じがよかった。

 あとは、最終回ということでゲスト出演者も面白かった。叶の高校時代に登場した体育教師を演じた岡元次郎さん。次郎さんは仮面ライダーでもたまに顔出し出演してたね。電王で空手道場の師範をやってたり。

 テレビキッズを買った書店のレジにいたおじさんは宮内洋さん。『仮面ライダーV3』で、主人公・風見四朗を演じた俳優さんだ。正直、最初に見た時は誰だかわからなかった。服装から、仮面ライダーの誰かだとは思ったものの、V3当時の顔しか覚えていない私には見分けがつかなかった。それくらい、すっかりおじいちゃんになっていた。V3から46年も経ってるんだから、そりゃおじいちゃんにもなるわな。

 ドラマや映画でたまに使われる演出だけど、レジェンド級の人がちょい役で顔を出したりすると、ファンはニンマリしちゃうよね。

 ドラマのほうは結構満足したので、次は原作のほうを読まなくちゃな。

 ということで、本日はこれにてお粗末。

もらい泣き

もらい泣き

 
仮面ライダーV3 Blu-ray BOX 1

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【夢日記】観光地の工芸教室【忘れないうちに】

となりのトトロ カラクリクロック

あるこう あるこう わたしはげんき

あるくのだいすき どんどんいこう

 久しぶりに夢を見た。日常生活と全く関係のない内容の夢は珍しい。そして面白いい。

 舞台は山間の観光地。何が観光のメインなのかはさっぱりわからない。今回の夢は、その辺りの細かい設定がなかったようだ。

 田んぼが広がる景色の中をぶらぶら歩いていると、道端に工芸品のお土産屋と、工芸教室を兼ねたお店があった。なるほど、地元の工芸品作りを観光客に体験してもらおうという趣旨だな。

 店に入ると、集成材のテーブルにライトスタンドが灯っていて、そこに店主らしき人物が突っ伏して爆睡していた。暇か。

 店主を起こすと、眠そうな目をこすりながら、簡単に作れる工芸品セットみたいなものをいくつか見せてくれた。

 その中のひとつに、ちょっと複雑そうなからくりの仕掛けがついた時計があった。それがすごく気に入って、これを作ってみたいと思ったのだが、値札を見ると38900円と書いてある。高い!夢の中なのにリアルな金額!

 だけど、そのデザインといい、からくりの妙といい、すごく気に入ったので、いっそクレジットカードで買おうか……と思った。迷った挙句、月末の支払いが怖いのであきらめた。夢なのに現実味!

 それから急に家に帰ったのだけど、なぜか一軒家で、塀の中に作り付けの棚があり、そこにいろいろな置物や雑貨が飾ってあった。盗まれ放題。

 

 隣の家にインド人が住んでいて、カレーを作っていた。もしかしたらインド人じゃなくてパキスタン人かもしれない。白い服。画像検索したら、どうもパキスタンぽい。

 そのパキスタン人と何か話をしたけれど、内容は覚えていない。ナンの話だったかな。

 それで夢はおしまい。あのからくり時計、欲しかったな。

 以上、本日はこれにてお粗末。

さんぽ(となりのトトロ)

さんぽ(となりのトトロ)

 

 

【たまには時事ネタ】素人が考えるあの話題【会田誠の件】

会田誠著復刻版「ミュータント花子」 Makoto Aida's

どんなに愛を探しても

体を重ねる夜ばかり

 最初に言っておく。この件について、その本質には全く興味がない。

 そもそもこの件の本質あるいは核心が何なのかすら知らない。大学の美術講義に参加した女性が、その講義の中でショックを受けたから、慰謝料払えと大学を訴えた、というところまではニュースで読んだ。

 この件について書かれたブログをいくつか読んだけど、表現の自由とか、お気持ちとか、ゾーニングとか、いろいろ考えててすごいなと思った。自分はそういう面倒なこと考えるの無理。だから適当なことしか言えないけど、少し思ったことを書きたい。

 会田誠の作品は、確かにグロいと思う。好き嫌いがはっきり分かれるだろう。というか、美術業界の人はどうだか知らないが、あれが好きだと言ってしまうと、一般人は周りから白い目で見られそうだ。私も美術に疎い一般人なので、一連の作品からは、グロいな、ショッキングだな、センセーショナルだな、という印象以外のものは受け取れない。わかる人にはわかるんだろう。何がわかるのかわからないが。

 そして、大学を訴えた女性の言い分もちょっとわからない。講義の内容が気に入らない、思ってたんと違うから返金してくれ、というレベルならまだわからなくもないが、慰謝料333万円てどういうこと?精神的苦痛と、大学の対応への不満で、333万円もふんだくれるもんなの?ああいう類の訴訟では、そのくらいの相場なのかな。慰謝料って、弁護士が相場を見て決めるんでしょう?原告の人が欲しいだけ言えるもんなの?

 美術とか、芸術、アートの世界はよく知らないから、よく知らないまま言うけど、ようするに美術オタとその関連ビジネスってことなんだよね?素人を寄せ付けない世界があって、その筋の権威がいて、巨額の金が動く、っていうイメージ。

 表現の自由とか、問題提起とか、挑戦とか、かっこいいこと言っても、所詮はお金を持て余した神々の遊びなんでしょう?

 作品を作る人、アーティストはいいんだよ。何かを表現したり、作品を生み出すことは、それ自体が楽しいことだし、本人にとってもきっと意味のあることだからね。だけど、そこにお金を出す人の感覚がわからない。もちろん、自分が貧乏人だからっていうのもあるとは思う。

 そりゃ私だって、たまには美術館に行って、作品を鑑賞することもある。だけどそれはあくまで娯楽の一環であって、映画を観に行くとか、漫画を読むのと変わらない。美術館に展示してあるものを観て「ほぁ~、綺麗だな」とか「うおぅ、激しいな」とか、何かしら感じるものはある。

 かといって、そういう作品に絡んで、度を越した額のお金が動くなると「アホくさ」と思ってしまう。特に、自分が見ても何も意味がわからない、感動も衝撃も感じない抽象画に何千万とか何十億とかいうお金が動くという話を聞くと、「正気かな」と思う。

 例えば、自分が何らかの作品を作って、それが高額で取引されたらそれは嬉しい。自分が骨身を削って生み出したような作品なら、なおさらだ。だけど、それはそれ、これはこれ。法外な額のお金が動くことに関しては、たとえ自分の作品であってもやっぱり「アホくさ」と思うはずだ。

 作る側は、作る楽しさとか苦しみとか喜びとか、いろんなものを味わえる。でも買う側にそれはない。単なる投機目的ならいざ知らず、いくら作品が気に入ったからって、アホみたいに高い金額で購入するのは意味がわからない。

 作品を見て感動したり、衝撃を受けたり、人生が変わった、とかいうこともあるかもしれないけど、別に高い金払って買う必要なくね?と思う。見た瞬間に何かを受け取ってるわけでしょう?所有する意味ある?出したお金の分だけ感動が高まる、ってわけでもなかろうに。

 権威とお金が絡みあう、腐敗臭漂う世界で、文化だの、表現だの、自由だのと、なんだか高尚っぽいことが語られる。

 やっぱりアートの世界はわけがわからん。

 ということで、本日はこれにてお粗末。

ミュータント

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孤独な惑星―会田誠作品集

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現代アートの本当の学び方 (Next Creator Book)

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だるまさんじゃないのに転んだ

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この世は 眠れぬ夜と死体、多忙、貧乏、退屈から

いかにして逃げ遂せるかの だるまさん転んだの 逆再生

 だーるまさん、だーるまさん、にらめっこしましょ、笑うと負けよ、あっぷっぷ。

 おっと、これは転ばないほうのだるまさんだった。

 実は今日、職場で転んだ。

 階段を降りていて、一番下の段を踏み外したのか、もう一段あると思って足を踏み出してバランスを崩したのか、一瞬の出来事だったので記憶にない。もしかしたら、最後に踏み出した足の膝がガクンとなって、崩れ落ちるように転んだのかもしれない。もしそうだったら脚力がヤバい。

 気がついたらもう転んでいて、右手のひらと、左ひざを床にぶつけていた。

 あっと思った時にはすでに転んでいたが、とっさに受け身を取って転がったので、ダメージは最小限で済んだ。たぶん。

 いや、受け身を取ったというのは嘘かもしれない。完全に転んでしまってから、あークソ痛ってぇ!と思ってゴロゴロしただけかもしれない。

 幸い、誰にも見られていなかった。しかし、そこで大けがして身動き取れなくなっていたら、誰にも見られていないことが、かえって致命的だったかもしれない。

 鉄板の床だったから、派手な音がしたが、コンクリートより弾力があるので、逆に助かったかもしれない。

 いろいろな「かもしれない」の連続。

 転び初めてから床に手をつくまでの瞬間の記憶がないので、全ては想像でしかない。

 こんな風に、最後まで完全に転んだのは、一体何十年ぶりだろう。もしかしたら、子どもの頃以来じゃなかろうか。それくらい派手に、無様に、身も蓋もなく、転んだ。

 膝と手のひらの痛みはすでにないが、こういう時怖いのは、普段使わない筋肉に、瞬間的にすごい力が入ったり、どこかの筋に強い負荷がかかったりして、後から痛みが出てくることだ。

 来年で50歳を迎える。すでに「自分はまだまだ若いんだぞ」と思う気力も失っている。体は確実に老化の一途を辿っている。あとはいかにそれを遅らせることができるか、というところに気を遣うしかない。

 下手に無理をして、体のどこかを痛めたりしたら、回復に時間がかかるし、完全には回復しないかもしれない。むしろ、若いころに痛めた部位が、筋力の衰えと共に悪化することだってある。

 かといって、あまり体を甘やかせば太る。そして衰える。体に無理をかけないことと、体を甘やかさないことのバランスを考えなきゃいけない。めんどくさ。

 年は取りたくないもんじゃのう。

 本日はこれにてお粗末。

DARMA GRAND PRIX

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限定版だるまさん3冊ギフトボックス

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だるまちゃんとてんぐちゃん

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