心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

真夜中の負傷

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何から何まで 真っ暗闇よ

すじの通らぬことばかり

 4日15時~6日15時にかけて、48時間にわたるフェスが行われた。

 あ、スプラトゥーン2の話ね。

 しかし、3日間とも仕事だったので、みっちりやり込むことはできなかった。寝る前の1時間くらいしかプレイ時間が取れず、4日と5日あわせて2時間ほどしか参加できなかった。残念。投票したのは家族派で、フェスランクはカリスマ家族ボーイどまりだった。

 そうはいっても、フェスは楽しい。1度だけ、10倍マッチのチャンスが来たが、やっぱり勝てなかった。毎回1度は10倍マッチに当たるけど、勝てた試しがない。

 昨日はブログを書いて、録画したアニメ「INGRESS THE ANIMATION」を観たあと、スプラ2をプレイした。そういえばイングレスのアニメは、第3話が後半しか録画できていなくて、予約が他の番組とバッティングしたのだろうと思って、あきらめて第4話を観ようとしたら、それも後半しか録画できていなかった。他にも何話か全部録画できていないものがあったので、あきらめて全部消した。

 で、スプラ2を遊んで、ちょうど夜中の12時になって、さぁ寝ようと思ってヘッドフォンのプラグを抜こうとした。隣の部屋で寝ている嫁さんと息子氏に配慮して、夜中にゲームしたりテレビを観るときは、ヘッドフォンを使うのだ。そのプラグを抜こうとテレビに近づいたとき、息子氏の勉強机の椅子にけつまづいて、転んでしまった。

 転んだといっても、前のめりに床に手をついただけなのだが、その過程で、まず最初に椅子の足に左足の親指の付け根付近をしこたまぶつけた。さらに、椅子の背もたれに左ひじの内側をぶつけ、床に手をついた拍子にテレビの横の棚に頭をぶつけ、棚の上のものがガシャガシャと落下した。

 痛みをこらえながら、棚から落ちたものを拾おうとしたら、左手の小指の爪が少しはがれて血が出ているのに気がついた。ぶつけた左足を見ると、親指の付け根のあたりが内出血で青黒く腫れていた。人差し指(?)の爪も少しはがれて出血していた。げんなりしつつ、絆創膏で応急処置。内出血した場所には湿布を貼った。

 棚の上から落ちたものが、テレビの裏に入り込んだりして面倒だったが、なんとか元通りに復元した。その間も、ぶつけた肘と、足と、小指がズキズキ痛んだ。

 「呪」のパーカーの話など書いたのがまずかっただろうか。山崎ハコの「呪い」の歌詞を引用したのがよくなかっただろうか。誰かに呪われるような覚えはないのだけど、本当にあの歌はぞっとする。そんなことを思いながら、怒りとも悲しみとも情けなさともつかない、複雑な感情を抱きつつ、しばし呆然としていた。

 あぁ。何が悲しゅうて、こんな夜中にけつまづいて、あちこち怪我をせねばならんのだ。正月早々、身体感覚と反射神経の衰えを感じずにはおれない出来事だった。

 本日はこれにてお粗末。

鶴田浩二 ベスト 傷だらけの人生 好きだった 赤と黒のブルース CD2枚組 2CD-443

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Ah、オレ買い物行ったスーパー、二度見した衝撃的なパーカー、Yeah!

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わらの人形 釘をさす

自分の胸が 痛くなる

 先日、年が明けてから初めて、スーパーへ買い物に行った。

 いつもの牛乳、納豆、もずくを買い物かごに入れて、あとは何がいるかなと思いながら商品を物色していると、ふと視界の隅に真っ黒なパーカーが見えた。

 明るい店内で真っ黒なパーカーは目立つ。無意識にそちらへ視線を向けると、左胸に赤で一文字だけ「呪」と書いてある。

 黒地に赤で「呪」である。思わず二度見してしまった。

 それは果たして公衆の面前で着ていいものだろうか。別にいいか。

 パーカーを着用していたのは、30前後のひょろりとしたお兄さんだ。心なしか、顔色も優れないように見える。そりゃそうだ。黒地に赤で「呪」だもんな。顔色も悪くなろうというもの。

 あんな物騒な服を、店頭に並べて売っている店があるとは思えない。しまむらやあかのれんには決して置いてないだろう。いわんやユニクロにおいておや。

 きっとネットショップで買ったに違いない。そう踏んだ私は、帰宅するとさっそくGoogle先生に問い合わせた。

 案の定、CUNEというブランドのパーカーだということがわかった。しかもブランド24周年を記念して作られたものだそうだ。記念なのに「呪」とはこれいかに。そこは「祝」だろう。

store.cune.jp

 スーパーで見かけたお兄さんは怖くて一瞬しか見られなかったが、サイトにある画像を見ると、背中にもでかでかと「呪」の文字があるようだ。そして24周年を祝して鶴と亀。なんでそこだけめでたいのか。あとうさぎ。どうやらこのうさぎが、CUNEというブランドを象徴するキャラクターのようだ。知らんけど。

 服以外にもいろいろあるようだが、特に興味はないのでそっ閉じる。

 ファッションに無頓着な私は、アピタユニクロでしか服を買わない。とにかく地味で無難な服装を選びがちな私としては、あんな恐ろしいデザインのパーカーなど、到底着ようとは思わない。そして普段着のパーカーごときに1万円も出さない。

 ファッションにこだわる人をどうこう言うつもりはないけれど。

 ファッションて怖いなぁ、と思った出来事だった。

 ということで、本日はこれにてお粗末。

呪い

呪い

 
CUNE® 2019 Spring/Summer (e-MOOK 宝島社ブランドムック)

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ニンテンドースイッチのプロコン代替コントローラーを買ったので簡易レビュー

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君の心は そう もっとDoDo

僕の心も そう いっそGoodGood

 ニンテンドースイッチのジョイコン(L)のスティックが調子悪い。触っていなくても勝手に上入力されてしまう。中古で買ったものだから、修理に出さなきゃしょうがないかと思っていたが、どうやらこの不具合はかなりの頻度で発生しているらしい。

 そんならリコール対象じゃないのかと思うけど、車と違ってゲーム機にリコールというのはないようだ。

 ゲーム機の修理をしている業者さんが、ジョイコンの修理方法を動画でアップしていた。それを見て、自分にもできそうだったので、スティックの部品だけをAmazonで発注した。到着までにはまだ2週間近くかかるという。中国から発送するのかな。

 スイッチのコントローラーについて調べているうちに、気になる情報をゲットした。なんでも、スプラトゥーン2をプレイするには、ジョイコンよりもプロコンのほうが有利だという。

 プロコンというのは、普通のゲーム機のコントローラーみたいなやつだ。だけど、ジョイコンのジャイロ操作に慣れているから、今さら普通の形のコントローラーにしても、両手で持っているものをジャイロ操作で振り回せるのだろうか。

 いろいろ調べるうちに、結局は慣れの問題で、慣れればプロコンのほうが勝ちやすいらしい。勝ちやすいというより、操作性が上がるということだろう。ふ~む、それは聞き捨てならん話だ。

 しかし、ニンテンドー純正のプロコンは、ジョイコンの左右セットと同じくらいの値段。税込み8000円前後。高い。勝ちたいけど、高い。

 となると、サードパーティ製のコントローラーが気になる。有線の安いものだと2000円台前半。無線なら3000円前後。ジャイロ操作をするなら無線のほうがよさそうだ。さらに調査を進めた結果、サードパーティ製のコントローラーをAmazonでポチった。2日に注文したら翌3日に届いた。正月も働いてるんだねぇ。

 Amazonのレビューでは、接続できないとか認識しないなどの問題が報告されていたが、運が良かったのか、全く問題なくすんなり接続できた。ジャイロ、ダブルモニター振動、連射機能など、純正プロコンの代替品として機能的には申し分ない。

 ダブルモニター振動というのが、一体何を指すのかよくわからないが、HD振動とは違うようだ。なにしろ振動がおおざっぱ。ジョイコンだと「ブブブ……」という感じの細かい振動だが、こっちは「ブルブルッ」という、昔のプレステ2みたいに派手な振動。強弱はあるものの、触感を再現するような精密さは感じられない。もしかすると、ダブルモーターの誤植かもしれない。

 あと、説明書にはNFC対応と書いてあったが、アミーボはエラーが出て読み込めない。もちろん書き込みもできない。それを試したせいなのかどうかわからないが、ロビーに入ると必ず「アミーボが読み込めません」というエラーが出る。アミーボを読み込もうとしていなくても出る。アミーボを近くに置いてなくても出る。

 箱の中には、日本語の説明書と英語の説明書が入っていたが、見比べてみると、日本語のほうには「HD振動」「NFC(近距離無線通信)」と書いてあるが、英語版にはそれらの単語はない。日本人向けに嘘が書いてあるのか、翻訳を間違えているのか、さてどっちだ。

 もうひとつ、充電用のケーブルはついているものの、電源アダプターはないので、コンセントから充電するにはアダプターが要る。たまたまUSB充電アダプターが空いていなかったので、パソコンにつないでみたら、Xbox360のコントローラーとして認識された。

 パソコンでゲームをする時のために、Xbox360のUSB接続コントローラーが家にひとつあるのだが、見比べてみるとボタンやスティックの配置がほぼ同じだし、中身は同じチップが使われているのかもしれない。

 操作に関しては、まだ評価できるほど使い込んでいないが、数時間使って少々慣れてきた程度での感想としては、操作性は悪くないと思う。スティックがジョイコンより少し高めなので、押し込み操作で少しでも斜めに力がかかると、グニッと倒れてしまうことがある。それも慣れれば克服できるだろう。

 問題があるとすれば、無線通信の問題なのか、スティックの接触の問題なのか、カメラ視点がいきなり変わってしまうことがある。一瞬何が起きたのか、自分がどこを向いているのかもわからなくなるので、バトルで接近戦中にこれが起きると致命的だ。今後のアップデートでこれが改善されるかどうかわからないが、とりあえずはあきらめてプレイするしかない。

 純正のプロコンも不具合や故障が多いという話がネットに上がっているので、いきなり高い買い物をして残念な結果になるよりは、少々のことは我慢してコストを重視するほうが、何か問題が起きてもダメージは少ないかもしれない。そのあたりは財布と相談になると思う。操作性は重視するけど8000円出すほどじゃない、という御仁にはサードパーティ製品でも十分実用に耐えるだろう。

 ただし、サードパーティ製品には、ジャイロも振動も何もついてないものがあるので、仕様をよく見比べて購入を検討することが必要だ。安いだけで買うと痛い目に遭う可能性がある。

 ということで、本日はこれにてお粗末。

じょいふる

じょいふる

 
Joy-Con (L) ネオングリーン/ (R) ネオンピンク

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ビヨンドライバーの音声で勘違い

www.b-boys.jp

平和より自由より正しさより

君だけが望むすべてだから

 息子氏が、お年玉で蓄えた潤沢な資金で、仮面ライダージオウに登場する新しいライダー、仮面ライダーウォズのベルト「ビヨンドライバー」を買った。

 敵か味方かわからない、まるでカウボーイ(@エキセントリック少年ボウイ)みたいなウォズ。この先、ライダーに変身することでどんな役回りを演じるのか楽しみである。

 それはそうと、ビヨンドライバーの音声が、とにかくうるさい。やかましい。そして騒がしい。

 「凄い!時代!未来!ウォズ!ゥウォズ!」って、やたらキーの高い声で叫ぶ。なんかしつこい。

 そしてライドウォッチをセットしたレバーを倒すと「東映!」って叫ぶ。

 やっぱり仮面ライダー東映が制作してるから。仮面ライダーといえば東映だよね。でも子ども向けの玩具に会社名言わせる?東映もなかなか強引にぶっこんで来たな。

 と思ったら「東映」じゃなくて「投影」だった。パッケージにちゃんと書いてあった。

 しかも、他のセリフは「スゴイ!ジダイ!ミライ!」とかカタカナ表記なのに、「投影」だけちょっと大きめの漢字で書いてある。やっぱり「東映」と間違われる恐れがあると思ったんだろうね。

 だって仮面ライダー東映だから、大人は東映だと思うよね。

 このベルトの仕組みは、セットしたライドウォッチの絵が、内部の斜め鏡に反射して、正面に映し出されるようになってる。それで、たぶんその鏡の奥にある透明な板に、仮面ライダーのブランクフェイスが描いてある。そこが発光して、マジックミラーの斜め鏡を透過して、ライドウォッチの絵と重なって見える、ということだろう。

 あと、ウォズが使うライドウォッチは、ミライドウォッチという名前になっていて、真ん中でパカーンとカバーが開くようになってる。いつもウォズが持っている、未来の出来事が書いてある本をモチーフにしてるんじゃないかと思う。あるいは本じゃなくて、”未来の扉”をイメージしたデザインかもしれない。

 声を担当している人は、息子氏によればモロハノアフロという人らしい。諸刃のアフロ?どんなんや。

 調べてみたら、MOROHAという2人組音楽ユニットのうちのひとりで、アフロっていう人だそうだ。ネットに出ていた写真を見たら、アフロじゃなくて坊主頭だった。どういうこっちゃ。

natalie.mu

 最初、この声を聞いたとき、一瞬、PRIDEのリングコールをやっていたレニー・ハートさんかと思ったけど、やっぱり違ってた。アフロさんのほうが声のキーが高い。

 初めはうるっさいなぁと思っていたけど、息子氏が一日中「ウォズ!」「投影!」「ビヨンドザタイム!」って鳴らし続けてたせいか、もう慣れた。だけどこの声がテレビ本編で流れたら、やっぱりうるさく感じると思う。

 ということで、本日はこれにてお粗末。

BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)

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正月にテレビで観ていた落語の思い出

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人生はいつも一度きり取り返せないの

最初が最後どんな刻も行当りばつたり

 1月2日。寝正月も本格化してきて、休み明けに体が重くなるのは間違いない。

 そんな中、何気なくテレビのチャンネルを変えると、落語の番組をやっていた。俳優の東出昌大が、若い世代に向けて落語を紹介するという「落語ディーパー!新春・新作スペシャル」だ。

 すぐに息子氏にチャンネルを奪われてしまったので、短い時間しか観られなかったが、その中で懐かしい映像が流れた。三代目古今亭志ん朝の「居残り佐平次」だ。

 昔、正月になるとテレビでよく落語の番組をやっていた。NHKでは今でもやるのかもしれないが、昔は民放でもよく放送していたように思う。

 古今亭志ん朝桂枝雀、柳谷小三治桂米朝柳家小さん、そのあたりを、テレビでよく観たイメージがある。笑点のメンバーは、毎週顔を観ていたけれど、高座を観た記憶があまりない。桂三枝(現・文枝)は、落語というより漫談?の印象が強く、マイクの前に背広姿で立っていたイメージがある。

 そういう落語の番組に影響されて、小学生の頃に、図書館でよく落語の本を借りていた。どこの出版社か覚えていないが、緑、白、朱のグラデーションのカバーがついた文庫本のシリーズである。

 単純に笑える古典落語や、艶話、不思議な話、怖い話などが載っていて、子ども心に奇妙な興奮を覚えたものである。

 アニメ「昭和元禄落語心中」のヒットもあり、静かな落語ブームが来ているのかもしれない。去年の暮れから、東海ラジオの「なごやか寄席」を録音して、車で聴いている。特に落語ファンというわけでもないが、大人になってからも、常になんとなく心惹かれる気がするのは、子どもの頃の懐かしい記憶があるからだろうか。

 そんなことを考えていたら、こんなサイトを見つけた。

rakugo-channel.tsuvasa.com

 懐かしい枝雀師匠の顔芸が観られる。これはなかなかいいかもしれない。時々覗いてみよう。

 ということで、本日はこれにてお粗末。

今際の死神

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落語研究会 古今亭志ん朝 全集 上 [DVD]

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古典落語 (講談社学術文庫)

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