心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

あちゃー!おちゃー!ゴキブリ茶!

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さよならに微笑むほど強くない 私はまだ

少し時を置いて 自分を知りたい

 家に帰って、晩御飯を食べてから、スプラトゥーン2をやりました。息子氏は動画に夢中でゲームをやる気がなかったようなので。

 今日の午後3時まで開催されていたゲーム内イベント「フェス」の結果発表がありました。今回のお題は「ポッキーvs極細ポッキー」でした。買ったのは極細陣営。私も極細に投票したので、スーパーサザエというアイテムを9個もらいました。

 息子氏も極細に投票して同じ陣営だったので、勝利を祝して極細ポッキーを2人で分けて食べました。

 極細ポッキーを食べながらゲームをプレイしました。手元にお茶を置いて、時々口を潤しながら、激しいバトルを何度か乗り切った後のこと。お茶が残り半分以下になったマグカップをのぞき込むと、なにやら黒っぽいものが浮かんでいます。

 お茶っ葉かな。でも細長いな。茶柱かな。あれ、でもこのお茶は最初からティーバッグに入ってるタイプのルイボスティーだから、お茶っ葉とか茶柱が入るわけないよな。

 その、やけに黒っぽい茶柱には、細い足が何本か生えていて、激しく動いています。ふーん。最近の茶柱には足が生えてるんだ。しかも動くんだ。

 えっ?いやいやいや。まさかね。でもよく見ると、茶柱にしては平たいし、なんて言うか、お腹に節がある。あ、お腹って言っちゃった。

 え?ああ、なんかすごい必死に泳いでるね。背泳ぎ。脚をバタバタさせて、お茶の水面をくるくる回ってる。

 ははっ、なんだゴキブリじゃん。茶柱じゃなくてゴキブリだった。

 はぁ~あ。なんでこんなに落ち着いてるんだろう自分。

 なんだかもう、乾いた苦笑しか湧いてきません。

 もっと、うわぁ!とか、ぎゃー!とか騒ぐ場面じゃないのかと思いきや、全然冷静。不思議なほど冷静沈着。

 いつから?いつからそこにいた?さっきお茶を注いだ時にはいなかったよね?

 え、いた?最初からそこに住んでた?マグカップに?一番くじで当たった、ギレン総帥のマグカップに?嘘でしょ?俺がお茶飲んでる間、ずっとそこで泳いでた?マジで?へぇ~、そうなんだ。

 しかたなく、残りのお茶は捨てて、小さなゴキブリはティッシュに丸めてくずかごに。

 苦笑いの後、ふっと遠くを見つめてしまいました。秋空の下、ススキの穂がたなびく野原を、赤とんぼを追いかけて走り回った幼少期を思い出すかのように、遠い目をしていました。なんだろう、この、やるせない気持ち。

 人生で初めての体験、ゴキブリ茶。

 ということで、本日もお粗末さまでした。

「燃える!お兄さん」 ROUND1
 
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ノンカフェイン ルイボスティー ティーバッグ 100個入

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スーパーの排水溝に百円玉を落とした話

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ぼくの名前はねほりん 私の名前はぱほりん

ふたりで本音を聞き出すぞ 気になる人間丸裸

 たまたま寄ったショッピングセンターのガシャポンコーナーで、NHKEテレで放送している人気番組「ねほりんぱほりん」のフィギュアを見つけました。最近は観てませんが、ついつい買ってしまいました。無駄遣い。

 300円投入して出てきたのは、”ぱほりん”のフィギュア。YOUが声をやっているほうのモグラのキャラクターです。

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 スコップが邪魔そう。これ、スコップいる?

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 スコップをよけた正面顔。すっごい見つめられてる感。

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 下側から。パンツは見えません。

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 この電動ドリルの造形が細かい。フィギュア本体の身長が、頭のリボン込みで4センチ。ドリルの大きさはその半分の2センチです。2センチの大きさでこの造り込み。職人技。

 ガシャポンマシンに百円玉を投入しながら、ふと昔の出来事を思い出しました。

 あれはたしか小学校の5年か6年のころ。家の近所にスーパーマーケットがありました。小規模な商店が同じ建物に集まって商売をしているお店でした。今のスーパーのように、全体でひとつの店舗というような統一感がなく、各店舗がはっきり独立している感じでした。八百屋に魚屋、肉屋、総菜屋、菓子屋などが、ひとつの建物の中でそれぞれのブースを構えて商売をしていました。小さな市場、まさにマーケットの名前通りのお店です。

 母にもらった百円玉を握りしめて、そのマーケットに行き、おやつを買うためにお菓子屋さんに行きました。土曜日か日曜日で、店内は結構混雑していました。

 百円で買えるお菓子を物色し、よしこれにしようと思って、ズボンのポッケから百円玉を取り出そうとしたとき、うっかり百円玉を落としてしまいました。

 落ちた百円玉は足元に落ちていました。店内の床はコンクリートの打ちっぱなしで、幅10cmほどの排水溝が縦横に走っており、分厚い格子の蓋がしてありました。百円玉が落ちたのは、その排水溝の格子蓋の上。ギリギリ格子の上に乗っています。危ない危ない、もうちょっとで隙間から排水溝に落ちるところだった。ほっとしてしゃがみ込み、百円玉を拾おうと手を伸ばしたときです。

 目の前に立っていた、おそらく3~4歳の男の子が、足先でその百円玉を押して、格子の隙間から排水溝に落としてしまったのです。

 えっ!?という感じで、信じられないものを見る目で私はその男の子を見ました。なぜそんなことを?その子も、自分がなぜそんなことをしたのかわかっているのかいないのか、意図的なのか偶然なのか、ぼーっと私の顔を見返しています。

 そこで怒りが湧いてくれば「なにしてくれとんじゃいワレ!」と胸倉をつかむところですが(嘘)、幼児の胸倉を掴むわけにもいかず、そもそも怒りより驚きのほうが勝っていたので、その子に対して何かアクションを起こすという気になりませんでした。

 かといって、混雑している店内で誰が親なのかもわからず、言ったところで相手にされるかもわからず、小学生の私はあきらめてとぼとぼ家に戻ったのでした。

 まだお金の大切さを知らなかった私は、母に「落としちゃったからもう1枚ちょうだい」と軽めに言いました。すると普段は優しい母もさすがにキレて「そんな簡単に言うな!自分で探して拾ってこい!」と怒られたのでした。

 そこで初めて私はお金の大切さというものをボンヤリ学んだ気がします。当時は父が家を建てたばかりで、今にして思えば、おそらく家計が苦しい時期だったはず。母の怒りは尤もなことです。

 年のせいか、昔のことをちょくちょく思い出します。ひょっとして、もうすぐ死ぬ予兆?それはちょっと勘弁して欲しいな。せめて子どもが独り立ちするまで。まだ死兆星は見えてないから、たぶん大丈夫だと思いますけど。

 ということで、本日もお粗末さまでした。

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流れ星を見たので、飛行機と比べてどんくらい速いのかなって思った話

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いつか流星が夜空駆け抜け

すべての闇を照らす日まで

 先日、仕事帰りの車中から流れ星が見えました。中天から西へ向かったスイーッと、結構な明るさで光って飛んでいきました。落ちていったと言うべきかな。もうちょっと大きかったら火球と言ってもいいくらいの大きさでした。

 ずいぶん前に、これまた仕事帰りの車中から火球を見たことがあり、文字通り火の玉みたいなものがボワァ~っと空を飛んで行ったので、何事かと思いました。

 同じように空の高いところを飛んでいる飛行機は、地上からの見かけではゆっくり進んでいますが、実際のスピードは時速何百キロとか出てるんですよね。じゃあ、流れ星はどのくらいのスピードで飛んでいるのか、ちょっと想像してみました。

 よく空を飛んでいるのが見える旅客機。流れ星と同じ距離を進むのに、ざっくりとした感覚で30秒くらいかかっていると仮定します。流れ星はほんの1秒足らず。およそ30倍のスピードと仮定します。

 次に高度。飛行機は地上1万メートル。キロに換算すると10キロメートルです。対する流れ星は地上100キロメートル。およそ10倍の高さを飛んでいることになります。単純に、見る人と飛んでいるものの位置関係を、地球の丸みを考えずに、直角二等辺三角形に置き換えると、高さが10倍なら進む距離も10倍になります。(強引?)

 同じ距離を進むとして30倍のスピードなら、10倍の距離を進むとしたら速度も10倍、つまり300倍になります。飛行機の巡航速度がだいたい時速900キロメートルとすれば、その300倍は時速27000キロメートル。でーらーはえー。ていうか計算合ってる?

 さてこの数字を検証してみましょう。ネットで検索すれば、わざわざ自分で計算しなくても、流れ星のスピードなんざすぐに出てきます。えーとなになに?速いもので秒速40キロメートル。時速に換算すると144000キロ。じゅ……じゅうよんまん?

 さらに、地球の公転速度である秒速30キロメートル(これまたはええ!)が加味されると、相対速度で秒速70キロメートルで大気圏に突入してくることになります。時速に換算すると252000キロメートル。にじゅうごまん……もうちょっとで光に追いつくやん。

 そんなスピードで大気圏に突入して来るんだから、そりゃ光るし燃え尽きもするわな。しかも、流れ星になる粒の大きさは、だいたい数ミリから数センチしかないそうです。そんな小さなものが100キロかなたの空を飛んでいるのが見えるくらいに、まぶしく光るってことですね。逆に地上まで到達する隕石って、もとはどんだけでかいの。

 いやーなんていうか、宇宙ってすごいですね。想像を絶するってこういうことか。

 というわけで、本日もお粗末さまでした。

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夢に出てきた小倉唯は小倉唯のようで小倉唯ではなかった

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想いよ届け 夢叶え つたなく願う全部

 なんでもない時に、ふっと夢の記憶がよみがえることがあります。

 今日は、仕事中に最近見た夢のことを思い出しました。たぶん2~3日前に見た夢だったと思います。目覚めた時には忘れているのに、2~3日経ってから思い出すのはなんでだろう。

 さてその夢の内容、ほんの少し断片的に思い出しただけなのですが、なんだかすごく楽しかったという感覚が残っていて、それで強く印象に残ったのかもしれません。

 私はとあるパーティ会場にいました。立食パーティ的な、丸テーブルが並んでいて、それなりにきちんとした身なりの男女がたむろしている場面です。何のための、どういったパーティなのかはわかりません。そこまで細かい設定のある夢ではなかったのかも。

 とにかく、そのパーティ会場で、私は若い女性と話をしていました。その女性と知り合いだったわけではなく、そこで初めて顔を合わせたのですが、パーティに集まっている人が、だいたい同じ業界で仕事をしている人たちだったので、その女性ともそれなりに仕事関係の話で盛り上がっていました。

 その女性が、これからまた仕事なんで、と言って会場を出た後で、今度は知り合いの女性(現実には知らない人)が来て、

 「今の子と知り合いなんですか?」

 と聞かれたので、いやここで初めて会ったんだけど、と言うと、

 「小倉唯ちゃんていうんですよ」

 なんですとー!?

 「え……小倉唯って……あの、がんばりまめ大福の子?」

 「そうそう(笑)知ってるじゃないですか」

 うそぉーん、いっぱい喋っちゃったー!

 って、すごく嬉しかったんですけど、現実には特にファンというわけではなくて。むしろ上坂すみれとか茅原実里が好きなんですけど。でも夢の中ではめちゃめちゃ喜んでました。なんでだろう。しかも夢の中に出てきた小倉唯は現実の小倉唯とは別人だったような。そもそも顔をはっきり覚えてないくらいうすぼんやりしています。なんだか可愛らしい若い子とお喋りしたなーっていう感じの記憶しかありません。

 考えてみたら、もう何年も若い女の子と喋ってないな。コンビニの店員さんくらいか。でもあれはお喋りとは言えない。パートのおばちゃんの世間話とか旦那の愚痴はもうたくさん。ああ、若い女の子と喋ってみたい。

 とはいえ、万が一喋る機会があったとしても、全然話が続かないと思います。今どきの若い子が何に興味を持ってるか、何が流行ってるか、芸能界のことも知らないし、共通の話題なんてひとつもない。

 いやでも、共通の話題なんてなくていいから、若い女の子がひたすら喋るのに相槌を打つだけでもいい。うんうん、へー、ほぉ~、なるほどねー、だけでいい。なんなら声を聴いてるだけでもいい。

 あぁそっか、だからラジオ聴いてるんだ。そういうことか。

 ということで、本日もお粗末さまでした。

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最近やけに肩が凝ると思ったら……

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肩こり 腰痛 肉体疲労に 冷え性 リウマチ 神経痛

 原因はおそらくスプラトゥーン2です。

 仕事から帰って、息子氏がゲームをやらずに動画を観ていると、ついついニンテンドースイッチに手が伸び、スプラトゥーン2を起動します。

 自分でも予想外のハマり具合。

 ステージに立った時から、やるかやられるかの非情な世界。インクでキャッキャウフフと塗り合うだけの平和なゲームかと思いきや、実はゴリゴリのコンバットゲームなのです。

 プレイ中、無意識に「くそっ!」とか「しまった!」とか「これは逃げれんわ……」とか「チッ……あいつ仕事しとらんな」とか言ってしまいます。

 基本的にチーム戦なので、ランダムに組まされたチームメイトの強さが勝敗を分けるのです。弱い人ばかりのチームと、強い人ばかりのチームに分けられることもしばしば。

 最初は、だいたい強さが均衡するように調整した上でチームのメンバーが割り振られるんだろうなと思っていましたが、どうやらそんなことは考えずにランダムで振り分けている模様。明らかに偏りのあるチーム編成になることがままあります。

 そこは開発者の人にもうちょっと考えてほしいところです。両チームの強さが拮抗して、ギリギリのところで勝敗が決まるほうが面白いじゃないですか。塗り面積がコンマ数パーセントの差で勝負が決まるとか、ガチマッチならカウント差1ポイントで勝敗が分かれるとか、そういうゲームのほうが面白いに決まっています。

 オンラインゲームなので、参加する人のプレイスタイルはいろいろで、中にはふざけてばかりで勝敗に興味のない人もいます。私は肩が凝り過ぎて頭が痛くなるほどの真剣勝負をするためにプレイしているので、そういう人がチームに混じると興ざめしてしまいます。そういう人は、あとでブロックしておくと、次回からゲーム内で遭遇することはなくなるそうです。便利。

 逆に、強い人は一緒にプレイすると楽しいので、フレンド申請します。フレンド登録されたからといって、わざわざその人を探して一緒にプレイするかというと、あんまりそういうことはしないんですが、気分的にリスペクトを込めてフレンド申請しています。

 しかし、最近本当に肩が凝り過ぎて、仕事をしててもちょっとやる気が出なかったりするので、しばらくスプラトゥーン断ちをしようと思います。だけど今日のアップデートで新しいブキが増えたり、週末はフェスが開催されたりと、プレイしたい誘惑が強すぎて困っています。週末は休みなので、誘惑に負けてプレイしてしまう自信があります。

 スプラトゥーン2に向ける、神経をすり減らすほどの真剣さを、仕事にも向けられたらいいのに。

 ということで、本日もお粗末さまでした。

トライアスロン

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