心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

ダイソンのドライヤーの音がカッコイイ

スーパーソニックジェットボーイ

 スーパーソニックジェットボーイ」

 嫁さんが、某ドラッグストアの何らかのキャンペーンに応募して、ダイソンのドライヤーを当てた。

ダイソン ヘアドライヤー Dyson Supersonic HD01 ULF IIF アイアン/フューシャ

ダイソン ヘアドライヤー Dyson Supersonic HD01 ULF IIF アイアン/フューシャ

 

 半年くらい前に買った、まだ新しいドライヤーを使っていたので、このダイソンドライヤーと換えるか、それともダイソンドライヤーを新品のまま売ってしまうか、悩んでいた。

 ネットでこのドライヤーの価格を調べたら、5万円だった。

 ごごごごまんえん?ドライヤーが?ごまんえん?マジで?

 ずっと短髪でドライヤーなどほとんど使ったことのない私からすれば、ドライヤーなど数千円で事足りるものだという認識しかなかった。実際、嫁さんが半年前に買ったドライヤーは数千円だと言っていた。

 それが5万円。さすがダイソンですわ。価格に自信が満ち溢れている。ドライヤーに5万円は、個人的にちょっと信じられないけど。例えばプロの美容師とかが使うならまだわかる。でも、一般家庭で使うドライヤーに5万円も出す?

 迷った挙句、嫁さんは今まで使っていたドライヤーと換えることにした。見せてもらおうか、ダイソンのドライヤーの性能とやらを!ということらしい。私も5万円のドライヤーがどんなものか、見てみたかった。

 パッケージがまたスタイリッシュ。ドライヤーといえども、立派な家電という感じがする。

 そのスタイリッシュなパッケージを開けると、5万円のドライヤーが姿を現した。え?これがドライヤー?という形状だ。同じダイソンが開発した、ファンレス扇風機の原理を、ドライヤーにも応用したということだろうか。グリップは長いが、ボディが短い。こんなんで風出るの?というくらい短い。ドライヤーというよりむしろ、おしゃれハンマーと呼びたくなる形状だ。

 コンセントに電源プラグを差し込み、いざスイッチオン!

 「キュイィィィィィン!」

 なにこの音!?これがドライヤーの音なの?なんかすごいパワーのある装置が動くような音だ。高速移動が可能な推進装置、そう、まるでジェットエンジンのような音。通常の3倍のスピードで移動可能な気がしてくる。

 ただし、これはドライヤーだから移動はしない。温風が出るだけだ。

 普通、ドライヤーの音って「ゴオォォォ……」とか「ガアァァァ……」って感じの、低い音じゃない?ショボいやつなら「ホオォォォ……」くらいの音しか出ない。それが「キュイィィィィィン!」だよ。今にも発進しそうだよ。これ腰に2本装着したら、マジ飛べるんじゃね?と思うほどの甲高いモーター音。

 この音はわざと出してるんだろうか。それとも性能を追求した結果、こういう音になったのだろうか。この音は、どちらかと言うと、男子心をくすぐられると思う。「アムロ、行きまーす!」とか「キラ・ヤマト、フリーダム、行きます!」とか、とにかくどこかへ発進したくなるような音。

 ドライヤーの名前がまた「ダイソン スーパーソニック」で、これまたかっこいい。これを構えてポーズを決めて「ダイソン、スーパーソニック、行きます!」って言いたくなりそう。試してないけど。

 ということで、ダイソンのドライヤー「スーパーソニック」の音がカッコイイ、という話でした。