心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

私の超合金ブームは1976年に始まり、そして終わっていたらしい <Part2>

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 どうも!超合金ブームの話はまだ続きますよ。

 第2回は『グロイザーX』。どんなやつかというとこんなやつです。

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 そうそう、胸がパカッと開くようになっていて、中の電球がオレンジに光るんです。背中に単5電池が入ります。このおもちゃで初めて単5というサイズがあることを知りました。これもパンチとかミサイルが発射されるタイプですね。たぶん当時はみんなそういうタイプ。ホニャララの一つ覚えみたいな……あ、いや、ゲフンゲフン!

 超合金は持ってたんですけどねぇ……アニメのほうは全く覚えてないんですよ。マシーンブラスターはテレビで観ていた記憶があるんですけど。あ、でもオープニングテーマがあんまり好きじゃなかったかも。なんでかっていうと歌手が池田鴻さんだから。YouTubeにアップされてるのを見ても、サビすら覚えてない。やっぱり、歌はあんまり好きじゃないと思ってたような気がする。

 当時、ロボットやヒーローアニメの主題歌といえばささきいさお大王か、水木一郎アニキ、あとヒデ夕樹さんとか、そのあたりがメジャーどころで、そういう歌声に慣れ親しんでいた幼少期の私には、池田さんの歌声と歌唱は異質なものに聞こえたのでしょう。同じ理由で、同級生の片岡君に勧められたガンダムも、いまいち歌が気に入らなくて、リアルタイムではほとんど観ていませんでした。この話はアニソンアカデミーのアニソンランキング部(1979年)に投稿して採用されたネタ。

 書いてるうちにうすぼんやりと記憶が蘇ってきました。この超合金に限っては、自分からねだって買ってもらったのではなく、親父が選んで買ってきたような気がします。誕生日だかクリスマスだかに、突然ホイと渡されて、でもほとんど観てないアニメの超合金だから、あんまり嬉しくなかったような。「え?ああ……」みたいなリアクションだったと思います。子供だから正直。嘘でも嬉しがったりする演技とかできない。親父も喜ぶだろうと思って買ってきたものが、うすいリアクションが返ってきてがっかりしたんじゃないでしょうか。今ならわかるその気持ち。

 こういうことを思い出すと、その思い出に連動して、当時住んでいた小さな借家とか、畳の部屋の床の間みたいな空間にテレビが斜めに収まってたこととか、円いちゃぶ台とか、板襖の押入れとか、本棚にあった雑誌『丸』とか、『イガグリ君』を思い出します。懐古厨!

 次回、超合金シリーズ最終回は『宇宙鉄人キョーダイン』。お楽しみに!

グロイザーX DVD-BOX1
 

 

 

イガグリくん (漫画名作館)

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