ソニーが新型aiboを発表しましたね。先代のAIBOと比べてデザインが丸っこく、より本物の犬に近づいた感じです。名前の表記も大文字のAIBOから小文字のaiboになりました。さらに今回は「犬型」とはっきり銘打ってるそうです。えっじゃあ先代は犬型とは言ってなかったの?知らんかった。
そこで思ったのが、これにナビ搭載して少し大型にしたら、盲導犬の代わりができるんじゃないかなということです。先代のAIBOの時は、今みたいに誰もがスマホ持っててナビが使えるという時代ではなかったので、犬型ロボとナビが結びつきませんでしたが、今なら技術的にはもう実現可能なんじゃないでしょうか。
もともとは、iPhoneが急速に普及してきた頃に、音声ナビを使えば盲導犬が必要なくなるんじゃないかと思ったんですよ。その時は、犬型ではなくてヘッドセットみたいなデバイスにカメラとナビが搭載されてて、音声で細かい状況を教えてくれたり、ルート案内してくれたら便利だなと思ってたんですが、新型aiboを見た時に、まんま犬型もアリかなと思いました。
ソフトバンクが買収したボストン・ダイナミクスのビッグドッグっていう四足歩行ロボがありますが、あれをもっと親しみやすいデザインにしてAIナビでも載っけたら、立派な盲導犬ロボができると思うんですがどうでしょう。個人的にはキャシャーンのフレンダ―みたいなのがいいと思います。カッコいいから。
でもやっぱりウェアラブルデバイス的なやつのほうが邪魔にならなくていいですかね。盲導ロボの姿かたちはどうであれ、盲導犬というものが必要無くなればいいなと思います。盲導犬をやってる犬が不幸かどうかはわかりませんが、始終緊張を強いられる仕事から解放されて、ただのペットとして飼われるほうが幸せなんじゃないかと思うんですよね。
もちろん、ただのペットだからって必ずしも幸せとは言えない現実というのもあります。悪質なブリーダーやペットショップ、無責任な飼い主がいる限り、虐待や殺処分問題は解決できないでしょう。そういう気の毒な犬や猫や、特定外来生物といった生き物たちが少しでも減るよう、ペットにしろ盲導犬にしろ、いろんな場面でロボットが活用されることを期待しています。結果、無駄に殺される命も少しは減るんじゃないでしょうか。
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