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シナチクとメンマは同じもの

 シナチクあるいはメンマと呼ばれる食べ物がありますね。あの味は結構好きなんだけど、店でラーメンを食べる時以外は食べることがありません。なんでだろう。桃屋のメンマでも買ってこようかな。酒のつまみにぴったりな感じだし。

 なんでいきなりシナチクの話を切り出したのかというと、子供の頃に考えてたシナチクの名前の由来を思い出したからです。というより、つい最近になってハッと本当の由来に気づいたため、今までぼんやり考えてた由来が間違いだということがわかったのです。

 シナチクといえばラーメンにほぼ標準搭載されるξですよね。いま具材って打ち込もうとしたら「ξ」←こんな文字が出てきました。ギリシャ文字でしょうか。π(パイ)とかφ(ファイ)とかと同じ匂いがします。大文字だとΞ。漢数字の三が狭くなったみたい。Ξ(クスィー)ガンダムっていう機体が「閃光のハサウェイ」に登場するらしいです。読んだことないけど。

 シナチクといえばラーメンにほぼ標準搭載される具材ですよね。話が逸れたので最初から書きますよ。ラーメンの源は中国。中国の昔の呼び方は支那。シナって打ち込んでも支那の変換候補が出てこないのは何かしらの配慮でしょうか。つまり支那の竹だからシナチクなんですね。支那竹なんですよ。なんでか知らないけど、つい最近ふっとこういう考えが浮かんで、そっかー、シナチクってそういうことかー、と思った次第。

 じゃあ今までシナチクを何だと思っていたのかというと、しなっとした竹。柔らかくてしなっとしてるでしょう?竹なのに。竹ってもともと固いのに。固くてそのままでは食べられない竹を、何らかの製法で柔らかく食べやすい「しなっとした竹」にしたものがシナチクだと思ってたんですよ。でもあれ材料はタケノコなんですよね。そりゃ柔らかいはずだわ。

 だけど今どきシナチクってあんまり言わないですからね。だいたいメンマって言うでしょう。あれは台湾で作られたものをシナチクって商品名で出したら、台湾からクレーム入って名前を変えたってことらしいですよWikipediaによると。だからシナチクが「支那の竹」だろうが「しなっとした竹」だろうが、僕の中で思ってるだけだったら何も問題はなかったわけですよ。

 なんで今頃気づいちゃったのかな。

 

桃屋 メンマ 100g×12個

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