昨日は水曜日。毎週おなじみとなった「くつだる。」アクセスがどっと増える日でした。その数なんと398。大した数でないのは承知していますが、驚いたのは先週と全く同じ数字が出たということ。先週の水曜日も398だったんです!と言っても、管理画面にあるアクセス解析のざっくりした数字なんですけどね。はてなカウンターを見ると全然違う。グラフで表示される管理画面のアクセス解析と、はてなカウンターで表示されるアクセス数との差は何なんでしょうね。別にそう深く知りたいわけじゃないんですが。
さてさてマンガと刀剣の世界の話もいよいよラストとなりました。岡崎城の天守閣に昇って景色を眺めたら帰ろうと思っていたごくま。だがしかし!彼の前に現れたのは……
僕は何かの展示会とか、一人で見に行くつもりのイベントは、基本的に下調べというものをしません。いつどこで開催されるのか、それだけ調べて行きます。他の人が見てきた感想とか、期間中どんなイベントがあるのか(作家のサイン会とか)、まーほとんど全くと言っていいほど調べません。
休日1人で出かけられる機会はせいぜい月に1回くらいなので、作家のサイン会やトークショーがあるからといってスケジュールを合わせることもできませんし、人の感想で先入観を持ちたくはないし、下調べをするメリットが思いつかないからです。現地に着いてからパンフレットでももらえば、今日そこで何があるか、どんなものが展示されているのかもわかります。たまたま作家や監督や声優のトークショーとか握手会とかに当たればラッキーという感じです。
今回も例に漏れず、何の前情報もなしで行きました。なので、マンガ家のイラストと日本刀が展示されているのは「三河武士のやかた家康館」だけだと思っていました。ところがあにはからんや、岡崎城のほうでも展示されていたのです。しかも僕の好きな天野喜孝先生の作品まで。なんだよう、聞いてないよ、下手したらこっち見ずに帰っちゃうとこだったよええおい、などと予想外の展開にほくそ笑みながらの作品鑑賞。
いやぁ美しい。天野先生は朝日ソノラマ文庫で菊池秀行先生とか夢枕獏先生の挿絵を描いてた頃からのファンでして。でもキャシャーンとかテッカマンとかヤッターマンが好きで見てたことを考えると、ほんとガキんちょの頃からファンだったと言っても過言ではない。タツノコプロでキャラデザをしていた人だと知ったのは、朝日ソノラマの挿絵でファンになった後のことだったんですけどね。
他にもいろんなクリエイターさんのイラストが展示されてました。正直、あんま知らない人ばっかでしたけど。最近のラノベの絵とかおっさんわかんないし。
あとはこれがかっこいいと思ったやつ。開田裕治先生の作品。「怪獣絵師」の異名を持つそうですが、僕にとってなじみ深いのはガンプラの箱絵ですね。
切っ先のカーブのとこ(”ふくら”と呼ぶ)が長い。日本刀らしからぬ姿。柄とか鍔を見ると、まるで西洋剣。でもやっぱり刃紋とか見ると日本刀。鬼が使うために鬼が打った刀、というイメージで作ったそうです。めっちゃ切れそう。そういや日本昔話に鬼が刀を打つ話があったな。
いや~、いいもの見せてもらいましたという満足感と共に、最上階の天守閣に昇ります。乙川を望む景色。家康が見た岡崎はどんなんだったのかな。
うむ、余は満足であった。では帰ろうず。
来るときは気づかなかった芭蕉の句碑。目立たないところにぽつーんと。
岡崎公園の一部なのか何なのか、なーんもない草ぼーぼーの広場がありました。国道の向こうでマンション建設中。ここに住んだら毎日城眺めて暮らせるで。すぐ飽きるだろうけど。
家路につく前にトイレトイレ。帰りは国道をちんたら走るつもりだから。そしてなぜか手洗い場にミニカー。一体誰が何の目的で?謎は深まるばかりなり。
んなわけで、3回にわたってお送りしてきました「マンガと刀剣の世界 二次元VS日本刀展」レポートでした。使うのは怖いけど見るだけなら美しい日本刀。もっと勉強してみたくなりましたよ。
ではこれにてちゃんちゃん!