心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

DX妖怪ウォッチ零式 抽選販売に長蛇の列 【一部閲覧注意】

 本日はDX妖怪ウォッチ零式の発売日。並んでまで買うようなもんじゃねえよと思っていたのも今は昔、嫁が子供側に寝返ったために朝からアピタ某店に並ぶハメになりました。休日の朝くらいゆっくりさせて欲しい。疲れた父を労わって欲しい。そんな言葉を飲み込んで、車を走らせたのであります。

 現場に到着したのは8時40分ごろ、すでに50人ほどの家族連れが列を成していました。曇り空とはいえ、朝から蒸し暑く、日傘をさしたり団扇で扇いだり、みなさんすでにぐったりしたご様子。そんな暑さも手伝って、子供に付き合って並んでいるお母さんが、落ち着かない子供を叱ったりしています。

 そんな状態でスマホをいじりながらポチポチつぶやいているうちに、気が付けば9時10分。開店時間は9時30分なのですが、早めに店を開けて、クーラーの効いた店内に入れてくれるようです。ぞろぞろと動き始める行列。時折止まりながらも、じわじわと店内を進んでいきます。

 その間に、お店のスタッフが拡声器で案内を始めまた。9時40分に抽選券の配布開始、12時に抽選結果発表、当選者は本日中に購入してくださいという内容でした。店舗によって若干の違いはあるものの、どこもだいたいこんな感じのシステムでやっているようです。というのも、嫁と子供は別行動で、ピアゴ某店に並んでいて、そっちでは配布終了後すぐに抽選があったらしいのです。今回発売される商品は、DX妖怪ウォッチ零式以外に、超妖怪大辞典と、ゲラポプラス完全データファイルというのもあるらしい。妖怪ウォッチ以外はどんなものか知りませんが、とりあえずもらっとくことにします。

 抽選券をもらった後、昼間まで時間があったので、おもちゃ売り場を見ることに。前回来た時とは少し棚の配置が変わっていて、妖怪ウォッチのグッズ売り場が広い通路に面して拡張されていました。そこで目に留まったのが「妖怪ウォッチ型腕時計」でした。妖怪ウォッチがすでにして腕時計型なのに、さらに妖怪ウォッチ型腕時計とはこれいかに。それって「プラレール型電車」みたいなことだよね。

 それはいいとして、これだって妖怪ウォッチ型おもちゃなんだから、デラックスじゃないけどアリなんじゃね?付属品のちょっと小さい専用メダルしか使えないし、カバーは開かないし、メダル差し込んでも無言だけど、うちの子まだ4歳になったばっかだし、見た目がそっくりなら納得するんじゃね?DX妖怪ウォッチ零式が当たらなかった場合(まず当たらないだろうけど)に備えてこれを買っておいたらどうだ?今はまだ抽選前だからいいけど、抽選が終わったら、買えなかった親御さんが「しかたない、これでごまかしとくか」って自分と同じことを考えたら、あっという間に売り切れるぞ。そんなことを思い巡らし、抽選に外れる前提でこれを購入しました。

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 それからおもちゃ売り場付近をうろうろしていたら、なんとガチャポンコーナーで新製品の寄生獣のガチャを発見。早速200円で回してみました。それで出てきたのがいちばんグロいやつ。なんでだよう。【閲覧注意】

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 その後、最近iPhone版がリリースされたIngressで遊びました。アピタ某店周辺をうろうろしながらいくつかのポータルをハックしてアイテムを集めたりしました。しかしいい加減外を歩くのも暑いので、家に戻って昼までゴロゴロしていると、間もなく嫁と子供も帰宅。予想通り抽選から外れた子供はぐずり気味。いくらぐずられてもないものは仕方ありません。嫁から聞いた話では、抽選でなんと2種類も当たった子がいて、その子がうちの子の目の前で買った商品を掲げながら「イェーイ!」とか言ったらしいです(笑)。んでその子のお母さんは「やめなさい!」って焦ってたらしい(笑)。子供のやることは容赦がないですからね。そのせいでさらにうちの子の不機嫌に拍車がかかったという寸法。

 そんな話を聞いてるうちに昼になったので、再びアピタ某店のおもちゃ売り場へ。掲示されていた当選番号の中に、自分の抽選券の番号を探しましたが、案の定番号はなし。当選番号の張り紙の前には親子連れがわらわら。まるで受験生が合格発表を見に来ているかのようでした。

 手ぶらで家に帰り、がっかりした雰囲気のまま昼食を済ませました。そこでさっき買った妖怪ウォッチ型腕時計の登場です。予想外の展開に、子供はどう喜びを表現していいかわからないようで、妖怪ウォッチ型腕時計を腕にはめたまま、満面の笑みを浮かべながら、嫁の膝の上でしつこくゴロゴロしていました。ふー、なんとかごまかせたようだな。

 そんなわけで、妖怪ウォッチに振り回されて、半日潰れた土曜日なのでありました。