心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

いいことかどうかわからんけど、ちょっとしたアイデアを思いついたよ

天国と地獄

「天国と地獄を数えろ 退屈に殺される前に」

 Googleがゲームプラットフォームを発表したらしいね。

japanese.engadget.com

 開発者向けの発表だから、プレイヤーにとってどうなるのか、詳しいことはまだわからない。それでも、なんかすごそう、ということはわかるような気がする。

 それで、直接は関係ないけど、しばらく前に読んだこのブログ記事を思い出した。

www.kawauchisyun.com

 マイクラは、ゲーム内での行動やチャットで、プレイヤー民度の低さが丸裸だけど、スプラトゥーン2は基本的に4種類のメッセージしか使えないから(スマホを使えばボイスチャットもできるけど)、ネットの向こうでチームメイトが暴言吐こうがどうしようが、見えないし聞こえない、だからそんなにダメ―ジ受けないですむ、というような話。

 これから多言語翻訳がどんどん進化していけば、ネットを介して世界中の人と、言葉の壁を越えて、コミュニケーションが取れる時代が来るはずだよね。当然、ゲーム内でのチャットやメッセージングでも言葉の障壁がなくなるね。

 そうなると、上の記事に書かれてたみたいに、プレイヤーの民度が低いと、いろんなトラブルが起きる可能性も高まるわけさ。子ども同士ならまだ舐めプやいたずらや暴言の応酬で済むかもしれないけど、大人同士だったらリアルでの殺し合いに発展しかねない。

 そこでだよ。ゲーム内でのチャットやメッセージングにおける言論統制が必要になる。言論統制って言うと物騒かな。言論規制?放送禁止用語みたいな感じで、暴言やヘイトを遮断する機能を実装したらどうかと思うんだ。

 同一言語でリアルタイムなボイスチャットをする場合とか、スピードが求められる場面では難しいと思うけど、翻訳を通したチャットや、即時性を求められないコミュニケーションでは、AIを使ってフィルタリングすることはできるはずだよね。

 それをさらに進めて、ヘイトをグッドやラブに変換したらどうだろう。

 例えば……

 「なにやってんだ〇ね〇ミ〇ス!」→「がんばれドンマイ!」

 「ふざけんな〇ロ〇ぞ!」→「いいね、その調子!」

 「〇ォ〇!」→「すばらしい!」

 みたいな?完全に翻訳を通り越してるけど。いくら暴言を吐いても、相手には誉め言葉にしか聞こえないっていう仕様。すばらしくない?

 こうすれば、悪意をぶつけたいだけの人は、そのゲームのコミュニティから自発的に離れていくだろうし、マトモな人は今まで通り平和にプレイできるんじゃなかろうかね。そもそも、暴言が変換されて誉め言葉になります、ってあらかじめ公表しておけば、民度の低い人間は最初から寄り付かないか、あるいはそういう仕様を理解しないまま、無駄な暴言を吐き続けることになるんじゃないかな。運営にクレーム入れる可能性も高いけど。

 まぁでも、実現はしないだろうね。そんなことしたら、ユーザーが集まらないだろうから。ゲームメーカーは儲からない仕事はしないよなぁ。

 となると、同じゲーム内で、暴言を吐きまくれるチャンネルと、平和なチャンネルでの住み分けができたらいいかも。暴言を吐いたり、破壊的なプレイを好むユーザーと、おとなしく平和なプレイを好むユーザーを選別して、自動的にマッチングするわけ。ヘイト好きと平和好きはマッチングしない仕様。これがベストじゃないかい?

 そうすると、ひとつのゲームの中に、天国と地獄が出来上がるわけだ。助け合い、ほめあって伸びるプレイヤーたちが集う天国と、足を引っ張りあい、貶しあうユーザーたちが集う地獄。各々が自らのプレイによって、その世界に振り分けられていくんだから、文句は言えないんじゃない?

 それだったら、まだ言論統制仕様よりは、実現できそうな気がするけどな。

 それじゃ今日はここまで。お疲れさんでした!

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