風の行方は 誰も知らない
大地を蹴って 追いかけるのさ
タイトルはいろいろ間違っているので、これから誤解を解いていきたい。
中京テレビの夕方の番組に出ている、気象予報士の人がいる。石橋武宜さんという男性。この人をテレビで見かけると、毎回「香港映画で見たことありそうな顔だなぁ」と思う。
私がよく観ていた香港映画といえば、ジャッキー・チェンかブルース・リーくらいだ。そこに出てくる脇役の俳優さんで、石橋さんのような顔立ちの人がいそうな気がする。
初めて石橋さんの顔をテレビで観た時から、毎回そんなことを考えていたのだが、ちゃんと検証しようとしたことはなかった。そこで今回ようやく、香港映画の脇役で言うと誰に似ているのか、ちゃんと調べてみることにした。
映画のタイトルと「キャスト」というキーワードで検索すると、その映画に出演していた役者さんの顔がずらりと出てくる。なんという便利な時代。
その中から、これは!と思う役者さんを2人、ピックアップした。
まず、蔣金(Chiang Kam)という太っちょの人。ジャッキー・チェンの『少林寺木人拳』では宿屋の息子、『蛇拳』では道場に入門してくる金持ちのボンボンなど、私の記憶に残っているのはそのあたりの役。
ただ、気象予報士の石橋さんに「似ている」かというと、そこまでじゃない。顔立ちはなんとなく近いものがあるかも、という程度。系統を遡ると、そこそこ近縁なんじゃないかというくらいな感じ。
もうひとりは、田俊(Tin Jun/James Tien)という四角い顔の人。この人もジャッキー・チェンの映画でよく見る。『笑拳』の師匠だったり、『龍拳』では他流派のスパイ的な悪役だったり、あと他の作品にもいろいろ出てたはず。ブルース・リーの映画でも見たことある。
でも、この人も「似ている」かというと、ちょっと遠い。見る角度によっては似てなくもないかなぁといったところか。
じゃあ石橋さんは一体誰に似てるんだ、という話なのだけど、誰にも似てなかった。ただ、並べてみると似てないけど、別々に見ると似てるような気がする。そんな感じ。
つまり、石橋さんは「香港映画の脇役として出てきそうな」顔立ちをしている、ということなのだ。
その証拠に、石橋さんにチャイナ服を着せて、ジャッキー・チェンの映画のキャストと並んでいるところを想像してごらんなさい。全く違和感ないでしょう?ほらね。
いつの日か、石橋さんが中川家の2人と、カンフーコントをやってくれることを願ってやまない。
ということで、本日はこれにてお粗末。
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