瞬く間にも数千の朝よ訪れよ
パラレルに行く船団に全てのキミの日を乗せて
勤め先の掲示版に貼り出してあった書面に、なぜか「大女優」という文字があった。
なぜ会社の掲示板に「大女優」が?講演にでも来るのだろうか。しかし、大女優の話が参考になる業務内容ではない。あるいはそういうことと関係なしに、何らかの人生哲学的な話を聞くために呼ぶのだろうか。
あるいは、会社とは直接関係ないが、ためになるかもしれないから講演を聞きに行くといいかもよ、とのお達しか。
あるいはまた、単に社長がファンだから紹介しているだけなのか。
よく見るとそのどれでもなく、他部署の「大久保」さんという女性の名前だった。人事異動のお知らせだ。
「大女優」と「大久保」。似てね?字の形、似てね?
最近、老眼が始まって眼鏡が合わなくなってきているので、小さな字が見づらい。そのせいで、ボンヤリ形が似ているだけの文字を読み間違えることが、たまによくある。
そんな中、新たに発見したこの類似性。自分でも少しばかり驚いている。
もちろん、他部署の大久保さんは大女優ではない。定年を迎えて、社員から嘱託になるおば……お姉さんだ。顔は知らない。
たぶん、これから「大久保」という名前の女性を見るたび、頭の中で「大女優」と変換されるのだろうな。
ということで、本日はこれにてお粗末。
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