年の初めのためしとて
終わりなき世のめでたさを
もういくつ寝ると、お正月。
お正月には餅食べて、すき焼き食べて、酒飲んで。早く来い来いお正月。
実家の母から連絡があり、車に着ける注連飾りがあるから、正月前に取りに来なさい、とのこと。なんで?今までそんなのもらったことないけど?
たまたま父と神社に行ったとき、なんとなく買ってみたらしい。あっそう。
そういえば、いつ頃からか、正月に注連飾りをつけてる車を、なかなか見かけなくなった。
私が子どもの頃は、親父が愛車のコロナマークIIにつけていたのを覚えている。その後、何台か買い替えた時も、律義に注連飾りをつけていたが、いつからかつけなくなった。
そもそも、なんで車に注連飾りをつけようと思ったんだろう。やっぱり注連飾りといえば神社だから、交通安全のお守り的な意味があるんだろうな。
自分が車を運転するようになった頃は、まだわりとみんな注連飾りをつけてた気がする。会社の人もだいたいつけてたし。つけるのが当たり前みたいな風潮があったのかな。
それでも、気がついたら、つけてる車が減って、自分もつけなくなっていた。
面倒だし、なんとなくダサいと思うようになったのかな。車のデザインも変わったからね。昔は今よりずっとボディが角張ってた。だんだん曲線が多くなって、ほぼ直線のないボディラインが普通になった。設計や加工技術の進歩もあるだろう。
そういう未来的なデザインに、昔ながらの注連飾りはどうも似合わないな、ってみんな思ったんだろうね。やっぱり、注連飾りをつけるなら、角張ったクラウンとか、セドリックとか、カムリなんかのほうが似合う気がする。中年の思い出補正なんだろうけど。
今自分が乗ってる車も、ほぼ曲線デザインなので、注連飾りは似合わないだろうな。それでもせっかく親がくれるって言うんだから、つけないわけにはいかんよな。正月に実家へ戻るときだけでも、つけていくか。
ということで、本日はこれにてお粗末。