心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』の予告編を見て涙ぐむ息子氏を見て涙ぐむ私

www.movie-taisen.com

正解はひとつじゃない 闇夜に耳澄ませ

見つけたその鼓動 響かせてみたらBelieve Yourself

 毎年恒例、仮面ライダーの映画が年末に公開されます。

 一昨年、2009年から続いた、年末の劇場版のシリーズ名が「MOVIE大戦」から「平成ジェネレーションズ」に変わったと思ったら、次の年には元号が変わることになり、去年の劇場版は「平成ジェネレーションズFINAL」でした。

 今年はどうなるのかと思っていたら、なんと「平成ジェネレーションズFOREVER」ときたもんだ。ファイナルじゃなかったのかよ!とツッコミたくなりますが、平成が終わるのはまだ来年なので仕方ないでしょう。

 この「平成ジェネレーションズFOREVER」の予告映像が解禁となり、仮面ライダー関連の動画をしょっちゅう見ている息子氏のYouTubeアカウントには、早速その動画がオススメとして挙がっていたようです。

 晩御飯前のYouTubeタイムに予告編を見始めた息子氏は、最初のうちは「お父さんお父さん、ほら見て見て!」とワクワクした様子でした。しかし、予告映像を見ている間に、だんだんと口数が減り、真剣な表情になっていきました。

 というのも、この予告映像がずいぶんシリアスな雰囲気で、仮面ライダーは作り話なのか?君たちの心の中から消えてしまうのか?というメタな内容になっていて、静かなナレーションに、BGMも壮大かつ感動を呼び起こすような曲が使われていました。

 その「感動巨編」ぽい雰囲気に呑まれたのか、映像を見ていた息子氏の目に、うっすらと光るものが。それを拭いながら、最後まで映像を見届けようとする息子氏。ああ、子どもの感受性って豊かだなぁ。汚れちまった大人の私には、この映像で涙を流すことはできません。

 そんな息子氏を見ているうちに、私は仮面ライダーより、感動で涙ぐむ息子氏の姿に感動して、涙ぐんでしまいました。息子氏の中で、ちゃんと感受性が育っていることがわかって、親として感動を覚えずにはいられませんでした。

 イライラさせられることも多い息子氏ですが、さすがにこんな時は、本当に子育てをしていてよかったなぁ、としみじみ思います。

 ということで、本日もお粗末さまでした。

Over “Quartzer

Over “Quartzer"(CD+玩具付)(数量限定生産)