だんごむし だんごむし
まって まって まってって
本日ヒトハチマルマル、友人のご厚意により、かねてから所望していたカプセルだんごむしを入手いたしましたので、報告いたします。
今日は仕事だったのですが、昼の休憩時にスマホをいじっていると、友人からLINEでメッサーゲ(message)が入ってました。隣町のショッピングセンターのおもちゃ売り場に設置してあるガシャポンコーナーに、とうとうカプセルだんごむしが登場したとのこと。
それはすごい!仕事が終わったら必ずガシャを回しに向かう旨と、謝辞を返信し、仕事が終わるまでウキウキしつつ、同時に品切れの可能性に不安を感じながら過ごしました。
さぁ仕事が終わった!早速寄り道して隣町のショッピングセンターに向かいました。果たしてカプセルだんごむしは生き残っているのか?
売り場に到着し、ずらりと並ぶガシャポンマシンをひとつずつ確認していきます。島を一周したところで、だんごむしのガシャポンマシンを確認できず、がっくり落胆意気消沈。
まさか見逃してはいないよな……確認のためにもう一度、島を一周します。そこで、ひとつだけラベルが真っ白になっているマシンがありました。中身は空っぽ。その真っ白なラベルをよーく見ると、だんごむしっぽいシルエットがうっすら透けて見えるような見えないような。視線を移動すると、今度は「1000%」の文字がうっすらとではありますが、透けて見えるのが確認できました。
間違いない。このマシンにカプセルだんごむしが入っていたのだ。しかし、売り切れたのだ。残念無念マッキネン。マッキネンて誰だっけ。
教えてくれた友人に、カプセルだんごむしが品切れだったことを報告すると、そんなこともあろうかと思って1個余分に買っておいたとのこと。というか、2個買ったら2個とも同じ色だったので、1個譲りましょうか、という嬉しい提案をしてくれました。
二つ返事でお願いし、そのショッピングセンターから自宅までの間にある友人のアパートに寄ることになりました。そうして無事、カプセルだんごむし(黒)を入手したのです。友人は手数料など上乗せすることなく、定価の500円で譲ってくれました。ありがとう友人。心の友よ。
というわけで、1000倍スケールのカプセルだんごむし(黒)を、友人の厚情により入手したのでありました。現物のカプセルだんごむしは、噂にたがわぬ精巧さ。脚と触覚は別素材で柔らかく、キモさ倍増。ではそのカプセルだんごむし、とくとご覧あれ。
まずは開放モード。歩行時の形態です。写真で見ても、本当に歩き出しそうな雰囲気がありますね。ようこそ我が家へ、だんごむし君。
ひっくり返すとこんな感じ。脚がリアルにわしゃわしゃしてる。動いてないのに。
正面顔。ダイオウグソクムシの親戚だけあって、よく似ています。
丸くする時は、このように脚を根元から回転させて内側に畳みます。
体を折り曲げて、赤丸の部分の突起と穴をドッキングさせて、カプセル形態を固定します。
防御形態への移行、完了しました。
うひゃぁ、リアル!完全にだんごむし!
これだけリアルなら、庭に置いても違和感ありませんね。でかすぎるけど。庭に置く必要もないけど。この状態からまた体を開いていく時に、中から脚がわしゃぁ……って見えてくる様子がまた……たまらんのですわ。
最初は気持ち悪がっていた虫嫌いの息子氏も、だんだん慣れてきて、触れるようになりました。本物の虫にも慣れてくれるといいな。
それでは本日もお粗末さまでした。