先月、台風でお流れになっていた「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」へ行ってきました。今回も台風で危ういところでしたが、早めに通り過ぎてくれたので、気持ち良い快晴の行楽になりました。
が、目的地へ向かう車中から、遠くにずいぶん大きな黒煙が上がっているのが見えました。自宅から各務原へは北東へ向かう道になるのですが、国道155号を東へ走っている時から、目的の方向に煙が高くたなびいているのが見えていました。
帰宅してから調べると、小牧市のほうで工場火災があったということでした。
自宅を出たのは、たしか11時ごろですが、ニュースによれば火災が発見されたのは午前2時ごろ。すでに発生から10時間が経とうとしている頃ですが、まだまだ煙は大きく立ち上っていました。
最初は、どっかの田んぼでゴミでも燃やしてんのかなと思いましたが、いくらなんでも煙の規模がでかいので、まず間違いなく火事だろうという話をしていました。江南市に入る頃には、煙の元と思われる地点がかなり近づいてきているように見えたので、このまま進んでいいものか、少し迷うほどでした。
方向からすると小牧のほうだから、どっかの工場で火事が起きたんじゃないかなという話を嫁さんとしていました。小牧は工場がたくさんありますからね。各務原市へ近づくにつれて、煙は右手に逸れていき、そのまま目的地に到着しました。
リニューアルされた敷地は、ずいぶん綺麗になっていて、入り口付近の芝生広場では、ペットボトルロケットを飛ばすイベントをやっていました。各務原市のホームページに情報があったようですが、現在は消されているのでキャッシュのリンクを貼り付けます。
敷地内に入るだけなら無料で、建屋の前に常設展示されている実機を間近で眺めることができます。
建屋の入り口近くに展示されている、P-2J対潜哨戒機のコクピットを、タラップ様の階段に登って、近くからのぞき込むことができます。そこで、左手に煙が上っているのが見えました。
館内の展示も一通り見て、最後に屋上の展望階に登って景色を眺めました。時刻はすでに4時近くになっていましたが、煙はまだ上がっていました。小牧から春日井の山のほうまで煙が流れているように見えました。風下の人は大丈夫なのかと心配していましたが、やはり近隣の住民には避難が呼びかけられたようです。この写真↓の下に見える飛行機がP-2J対潜哨戒機で、機首のところにあるタラップに登って撮ったのが上の写真です。
昼頃に撮った写真と比べて、それほど煙の勢いが弱まったようには見えません。化学工場での火災ということなので、消火活動もかなり難しいんでしょう。上に貼り付けたニュース記事によると、午後10時を過ぎてもまだ鎮火には至っていないとのことです。火災によるガスの発生とか怖いですね。
今回は火事の話で終わりです。博物館で見学した内容についてはまた次回。
では、本日もお粗末さまでした。