ヤットコスットン チョイナチョイナ
先週の『上坂すみれの文化部は夜歩く』をエアチェックしました。
先々週と続けてゲストに登場したのは「生物オタク」として知られている(らしい)篠原かをりさん。
番組内で紹介された動物の中で、気になって調べてみたらわりと衝撃的だったのが「オオカワウソ」です。南米に住んでいる絶滅危惧種で、食物連鎖の頂点付近にいるそうです。ワニでも食らうという凶暴なカワウソ。日本の動物園でよく見る、愛らしいコツメカワウソとは大違い。
コツメカワウソがアイドルなら、オオカワウソはムショから出てきたばかりのゴロツキといった印象。目ん玉がギョロリとむき出していて、大きなキバが口からはみ出ています。見るからに凶暴。ピラニアが好物で、ワニでも餌食になるらしいです。
画像検索すると、いかにも怖そうなお食事中の画像がたくさんヒットします。この画像を見ていて、何かに似てるなぁと思ったら、ゴジラでした。ゴジラそっくり。
斜についたギョロ目。大きな口と、そこから覗く大きな犬歯。丸い頭に丸い鼻、そしてちっこい耳。ゴジラのモデルはオオカワウソなんじゃないか、と思うくらいに似ています。ゴジラっぽい角度で撮られている写真が多いからそう見えるのかもしれませんが、それにしても似てる。
こんなヤツらが群れで襲い掛かってくるんですから、そりゃワニも食われますわ。
カワウソっていうと、絶滅したニホンカワウソとか、コツメカワウソの印象があって、水棲のイタチって感じですが、オオカワウソは全然違います。形はカワウソだけど、別の生き物っぽい。
久しぶりに、新しい生き物の情報を得て、新鮮な驚きを感じました。しかし日本で飼育している動物園はないそうで、生でこの迫力ある生き物を見られないのは、ちょっと残念。アメリカやヨーロッパの動物園では飼育されているそうなので、いつか日本にもやってくるかもしれませんね。
ということで、ゴジラに似たオオカワウソの話でした。
ではまた!