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【ラジオ番組】近藤サトさんが年上だったことに驚いたけど当たり前かと思った話【今日は一日戦後歌謡三昧】

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田舎のバスはおんぼろ車

デコボコ道をガタゴト走る

 

 最近、NHK-FMで今年の昭和の日(4月29日)に放送された『今日は一日戦後歌謡三昧』をエアチェックしています。(今ごろ)

 『今日は一日〇〇三昧』シリーズは、放送時間が長く、この回も6時間と長丁場の番組なので、アニラジエアチェックの隙間に少しずつ聴いています。

 司会は毎回おなじみの加賀美幸子さん。元NHKのベテランアナウンサーです。朗読のうまさはピカイチの加賀美さんですが、司会進行は苦手。私はこの番組を聴くのは今回で3度目ですが、毎回「ちょ、お母さん大丈夫?」という感じで、もどかしさを覚えつつ聴いています。

 ゲストに中村メイコさんが登場して、『田舎のバス』が流れました。歌自体は知っていましたが、オリジナルの音源を聴くのは初めてで、なんという可愛らしい歌声なのかと驚きました。若い頃の中村メイコさんを知らなかったので。あんな感じで明るくあっけらかんと歌える女性は、今の時代にはいないですね。

 今年はもうひとりの司会として、元フジテレビ女子アナの近藤サトさんが助っ人に。昔は『笑っていいとも!』のテレフォンアナウンサーでおなじみでした。しかし、フリーになってからはあまり見たことがなく、そもそも私のテレビを観る時間が激減したので、20年近く見ていませんでした。ただ『有吉反省会』でナレーションの声だけは聴いてて、こんなキャラだっけ?と思っていましたけど。

 そのため『~戦後歌謡三昧』で現在の年齢が50歳と聞いた時にはちょっと驚きました。私の中で、彼女に関する情報はこの20年近くほとんど更新されておらず、イメージが若いまま。私のほうは着実に歳を取っているので、なんなら私より2~3歳若いんじゃないのくらいに思っていました。

 しかし考えてみれば、私が20歳かそこらの時には報道番組でニュースを読んでいたので、ちょっと上くらいの歳なのは当然と言えば当然なんですよね。

 テレビの中の人は、テレビの中でしか見られないので、テレビの中で見られなくなれば、その人の現実における生活や、人生の変遷というものが見えてきません。だから、歳を取るという当たり前のことも、テレビの外の人間からすると忘れてしまいがちです。まるで架空のキャラクターのように。

 今回、近藤サトさんの年齢を知って、やっぱりテレビの中の人も人間なんだなぁと、あらためて思った次第です。

 それでは、お粗末様でした。

 

バスで、田舎へ行く 単行本

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