狂える月下 民の慟哭 虚妄の野火に「神」は成る
先日、姉の親友である女性と数年ぶりに会いました。実家が近いため、子どもの頃からよく一緒に遊んだ仲です。彼女は私より5~6歳上で、50代半ばくらいです。
子どもの頃は毎日顔を合わせていましたが、大人になると盆と正月くらいになり、さらに歳を重ねると数年に一度合うかどうかといった頻度になります。
若い頃はかなり華奢な体つきをしていた彼女ですが、子どもを産んでからは少しずつ太ってきていました。やがて子どもが手を離れ、家を出て行くと、それまで子どもにかけていた労力が不要になり、体重増加に拍車がかかったようです。数年ぶりに会った彼女は、まさに「激太り」状態でした。最初に彼女を見た時、私は一瞬、3人目がお腹にいるのかと思ったほどです。マジで。
子どもの頃からよく喋る彼女は、その日も会ってから別れるまでずっと喋りっぱなしでした。子どもが手を離れたこと、そのために太ったこと、健康診断で糖尿病が発覚したこと、乳がんの疑いがあったけど大丈夫だったこと……たっぷり3時間は喋っていきました。
その中で、彼女が最も力説していたのが「もずく酢最強説」です。
糖尿が発覚して以来、いろいろな健康食品の情報を漁っていたところ、血糖値を下げるのに効果があると聞いてもずく酢を食べ始めたところ、薬を飲んでも下がらなかった血糖値がみるみる下がっていったと言うのです。
また、糖尿病を発症するレベルの肥満なので、当然のように中性脂肪の値も正常値を大幅に超えていたのが、もずく酢を食べ始めて1年ほどで、正常値まで下がったといいます。
人づての噂なら、ほんまかいなで済んでいた話なのですが、本人の体験談として力説されると妙に説得力があります。帰り道、早速スーパーに寄って、もずく酢の3個パックを買い込みました。年を取ると、健康情報に流されやすくなるって本当ですね。
ではまた!
※この話はあくまで個人の体験と感想です。もずく酢の効能・効果を保証するものではありません。そこんとこヨロシク。