心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

勉強戦隊タッチレンジャーは連邦の制服を着て妖怪ウォッチをはめてバイキンマンと戦うのだ!

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 どうも、秘密戦隊ごくまレンジャーです。担当色はグレー!

 このブログ、何を思ったのか去年の年末から毎日更新してるんですが、どうにもこうにも定まらないんですよね。私のキャラも定まらない、文体も定まらない、いい加減さだまさしになりたい。じゃなくてさだまりたい。

 思ったんですけど、私はラジオが好きで毎日のように車の中で聴いているので、ラジオみたいなトーク感を出す感じでブログを書けないかなと思ったりしてます。今日から。そうたった今から。

 それで今日の本題は、こどもちゃれんじから届いた広告郵便物と、その中に入っていたプロモーションDVDの話です。

 我が家の息子氏が未就学児童の頃、こどもちゃれんじを購読していて、ずいぶんとしまじろうのお世話になりました。その縁でベネッセコーポレーションから個人情報が流出したり、いろんなことがありましたが、いまだに何らかの学習教材を購読しませんかって案内が送り付けられてきます。

 来年度から2年生になる息子氏に向けて、かっこいい2年生になろう!という触れ込みで届いた郵便物には、DVDプレイヤーでゲームができるよ!という殺し文句が躍っていました。それを見た息子氏はイッパツで興味を惹かれたようで、宿題もそこそこにDVDをプレイヤーにセットし、再生ボタンをPUSH!

 すると、若いお兄さんと、1年生の男子と女子が「勉強戦隊タッチレンジャー!」と名乗りを上げて登場。宇宙船の内部っぽいセットの前で、コスチュームを着てポーズを決めています。

 ちょっと待って。そのコスチューム、どう見ても連邦軍じゃない?若井おさむ感強すぎない?

 ベースは青で、襟が赤くて、肩が白くて、黄色いラインが入ってる。どう見ても連邦軍の下っ端ですよ。

 よく見れば、袖口は白いし、胸にカプセルコーポレーションみたいなマークが入ってるし、もちろん階級章もついてないから、連邦の制服とは違うけど、でもカラーリング!

 そんな恰好じゃあ、これからモビルスーツに乗りますって言ってるようなもんでしょ。ガンダムホワイトベースから脱走するつもりか?って思われても不思議じゃない。なんならジオンの女スパイを勝手に乗せた疑いをかけられてもしょうがないレベル。

 今どきの小学1年生にはわからないだろうが、昭和末期を生き延びてきたオヤジの目はごまかせないぞベネッセ。いや、むしろ狙ってるな?子どもの後ろにいるオヤジのほうを狙い撃ちしてるな?ははーん?

 ところで、DVDの実写パートは「勉強戦隊」を謳うだけあって、演じているお兄さんが本当に戦隊っぽい演技をしています。このままスーパー戦隊シリーズに紛れ込んでも違和感ないレベル。どこで演技の勉強したのかな。やっぱり勉強戦隊?

 でも息子氏には、勉強戦隊も、そしてもちろん連邦の制服もひっかからず、実写パートをすっとばしてゲームで遊んでいました。太鼓の達人をすごく単純化したようなゲームと、かるたのゲームです。

 本物のゲームソフトと違って、DVDのリモコンで遊ぶだけの単純なゲームなので、何度やっても展開は同じ。すぐに飽きてしまいました。勉強戦隊が懸命にプロモーションしていた「チャレンジ2年生」のタッチパッドや、九九を楽しく覚えられる妖怪ウォッ……じゃなくて九九バンドというアイテムにも、さほど興味を覚えなかったようです。よかった、欲しいとか言い出さなくて。

 ちなみに勉強戦隊の敵として登場した「2年生のやるきをうばおうとする」キャラクターが、バイ〇ンマンが乗ってるマシンによく似たやつに乗ってました。これまたカラーリングが似てる。

 子どもにウケそうな要素を、いろんなところからちょっとずつツマミ食いしたようなコンテンツ作りは、さすがベネッセコーポレーションとでも言っておこうか。だが己惚れるなよ、貴様がウケるのではない、ガンダムアンパンマン妖怪ウォッチスーパー戦隊の性能のおかげだということを忘れるな!

 ということで、言いたいことは以上です。ラジオ感出てたかな?

 ではまた!

 

妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチオーガ

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