心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

ゲーム脳って言葉の本当の意味は知らないんですけど自分でゲーム脳と名付けている現象について

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 風よ、雲よ、天まで届け!ゲームセンターごくまです。

 かれこれ10年以上、子どもを遊ばせる以外でゲーセンに行ったことがありません。昔はよくゲーセンに行って、バーチャファイターとかで遊びました。若い頃は本当に時間もお金も無駄に使ってたなー。今は時間もお金もないから無駄遣いできないだけで、あればきっと無駄にする自信があります。

 ゲーセンに行く暇もお金もないけどゲームはやりたい。なので最近は、Microsoftの「Age of Empires:Castle Siege」というゲームを、PCを触っている間の、ちょっとした空き時間にちまちまプレイしています。アプリストアで無料でダウンロードして遊べる「クラッシュオブクラン」系のシミュレーションゲームです。

 昔から戦略シミュレーションゲームが好きで、システムソフトの「大戦略」に始まり、KOEIの「三国志」ブルフロッグの「ポピュラス」アンサンブルスタジオの「Age of Empiresエレクトロニック・アーツの「ダンジョンキーパー」など、戦略系のゲームはいろいろな種類のものをやりました。

 「大戦略」にハマっていたのは高校生の頃ですが、休日など何時間もぶっ通しでやるので、頭の中が「大戦略化」してきます。現実世界にヘクスマップが重なり、自分は歩兵となり、1マス進むごとに燃料が消費されていくのです。

 具体的にどうなるのかというと、ゲームを中断してご飯を食べるために、二階の自分の部屋から一階へ降りていき、ご飯を食べ、また部屋に戻るという行動をあらかじめシミュレーションします。部屋を出るまでに5歩歩いて燃料を5消費し、14段の階段を下りるには地形特性が加味されて1段ごとに燃料を2消費する、とか。

 食卓に着くまでに消費した燃料がいくらで、食事でいくら補給し、部屋へ戻って再びPCの前に座った時には燃料がこれだけ残っている、なんてことを、頭の中で自動的に計算してしまうのです。これは意識的にやっているのではなく、動き出した瞬間に、頭脳が空きリソースを使って勝手に計算し始めます。

 意識的には「今日のおかずは何じゃろな」などと他のことを考えているのですが、それと並行して戦略シミュレーションが行われるのです。戦略っていうほどのもんでもないか。

 正確には「ゲーム脳」じゃなくて「大戦略脳」ですかね。ただ、大戦略以外でも、あまりゲームにハマりこむと、そのゲームをプレイしている時の思考方法が、そのまま現実世界に持ち越されるということはまれにありました。

 しかし、もうゲームに何時間も費やすということがなくなったので、ゲーム脳状態を体感することはなくなりました。たぶん、今だといくら時間が余っていても、何時間もゲームに費やすほどの体力や集中力はないんでしょうね。

 やれ肩が痛いだの目が痛いだの、いろんな症状が現れて、とても長時間のプレイには耐えられないと思います。そこまでしてゲームをやり込みたいとも思わなくなりました。

 今もしお金と時間があったら、小さいスナックとか居酒屋に、一人でお酒を飲みに行きたいです。ちびちび飲んで、カラオケ歌って、ほろ酔い笑顔で家に帰る。時代遅れの男になりたい。かもしれない。

 ではまた!

大戦略パーフェクト2.0 [ダウンロード]

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河島英五 ベスト DQCL-2104

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