心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

でんきの科学館で久しぶりにあの人の声を聞いた話

f:id:go_kuma:20180117223744p:plain

 でんきの科学館に行ってきたんですよ。

中部電力|でんきの科学館(展示館)

 名古屋の栄にある中部電力の展示施設で、地上4階地下2階まであります。地下は電気の科学館とは関係ないですが、コンサートホールやミーティングルームがあって、地下1階のミーティングルームは休憩室として開放されてたりします。

 電気に関するいろんなことを学べる、子ども向けの施設ですが、大人でも楽しめます。電気の歴史や発電所の仕組みなどについて学べる展示、きれいなお姉さんが白衣姿で見せてくれる科学実験、大きなスクリーンと座席に備え付けのタッチパネルでゲームが楽しめるシアター、簡単な科学工作コーナーなど、一日中楽しめる盛りだくさんの内容ですが、なんとそれが全て無料で利用できてしまうという、リーズナブルどころかコスパ最強の施設です。

 さてその2階に、電気の歴史が学べるコーナーがあります。電気に関する発見・発明をした人たちがそれぞれ紹介されていて、ガラス板に映される映像に本人(アニメ)が出演して、いろいろ解説してくれるコーナーです。

 その一角で、摩擦起電機を発明したゲーリケという人が紹介されています。そこの映像に登場するゲーリケ本人(アニメ)の声を、目玉おやじで有名な故・田の中勇さんが当てていました。もうね、やっぱり完全に目玉おやじなんですけど、ゲーリケとして喋っています。久しぶりにあの声を聞いて、懐かしさと同時に、ちょっとした感慨を覚えましたね。ご本人は亡くなっても、声は生きてるんだなぁと思って。

 他にも、電気に関係する科学者や発明家の映像(アニメ)が流れてるんですが、みんなテレビや映画の吹替えで聞いたことのある声なんですよ。声優さんの名前はわからないけど「あーこの声聞いたことあるー」ってなる人ばっかり。

 子どもを連れていろんな施設に行くと、よくこういう映像が流れてる場所があるんですが、知ってる声優さんの声がちょいちょい聞けたりするんですよね。何年か前ですけど、岐阜県海津市にある木曾三川公園センターの、洪水と堤防の歴史を学べる映像(実写+アニメ)で、一龍斎 貞友さんの声を聞いたことがあります。

 そんなわけで、有名な声優さんも、テレビや映画とかの大きなメディアだけじゃなくて、地方のいろんな細かい仕事もしてるんだな、という話でした。

 ほんではまた!