あけましておめでとうございます。
鏡開きも終わったというのに、何をいまさらとお思いでしょうが、まぁお聞きくだしゃんせ。ロシア語で「あけましておめでとう」のことを「スノーヴィムゴーダム」と言うそうです。
キリル文字で「С Новым годом」と書くそうです。全然読めませんけども。最後の「 годом」(ゴーダム?)だけ見ると、ちょっと顔文字っぽくないですか。
このロシア語、毎週チェックしているラジオ番組『上坂すみれの文化部は夜歩く』(ラジオ大阪)で知りました。『上坂すみれのハートをつければかわいかろう』でも言ってたかもしれません。たぶん言ってるでしょう。
この言葉を聞いて昭和のおっさんが思い出すのは、タツノコプロのアニメ『ゴワッパー5(ファイブ)ゴーダム』です。ゆっくっぞっゴーダム!はっしんだ、みんなの町をまもるため♪という水木一郎アニキの歌声が蘇ります。最初のフレーズしか覚えてませんけども。
1976年の作品だから、私は6歳。まだ保育園に通っていた頃です。アメフトっぽいコスチュームの少年少女が巨大ロボに乗って活躍する話です。と言ってもほぼ記憶にありません。覚えているのはアメフトっぽいコスだけ。YouTubeでOPが見れます。
タツノコプロらしく、リーダーの女の子の帽子にドロンボーみたいなドクロマークがついてます。あといろいろタツノコプロ。見るからにタツノコプロです。Wikipediaによると、企画段階での仮タイトルは『アバレンジャー』ですが、スーパー戦隊とは関係ないそうです。たまたま同じになっただけのようです。1975年にゴレンジャーが始まっているので、ちょっともじったんでしょうね。メインキャラも5人だし。
このゴーダムとよく混同するのが『UFO戦士ダイアポロン』です。なぜかというと、主役ロボットとメインキャラ「UFO少年団」のモチーフがアメフトだから。しかも同じ年に放映されているので、紛らわしいことこの上なし。ジャロってなんジャロー案件。問題にならなかったんでしょうか。著作権とか意匠権に関しておおらか(おおざっぱ?)な時代だったから、問題にならなかったのかな。
「ダァ~イア~ポロオォ~ン」という、これまたサビの一部だけですが、子門真人さんが歌っていたOPテーマを思い出します。これもネットでOP動画が見れます。
複数のロボットが合体して一体になるっていうのは、この作品が初めてだそうです。ほぉ~。あと、原作は雁屋哲の『銀河戦士アポロン』(少年画報社『週刊少年キング』)。なんと雁屋哲!『男組』の雁屋哲、『美味しんぼ』の雁屋哲ですよ!へぇ~そうだったんだ。
調べてるうちに思い出してきましたが、私はダイアポロンが大好きでした。チラシの裏にダイアポロンの落書きとかしてた。胸に燃えてる日輪のマークとか描いてた。あとなんかよくわからんけど、ひとりでダイアポロンごっこしてた。記憶が古すぎて微かすぎて、懐かしいという感覚すら湧きませんけども。いや、今ちょっと懐かしい気がしてきた。
ゴーダムの話を書こうと思ったのに、ダイアポロンが好きだったことを思い出したところで、今回の話は終了したいと思います。
ではまた!
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