ペンデュミオンの螺旋

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初詣、行列行列また行列!の巻

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 1日2日と双方の実家に挨拶を済ませ、3日目は家族のみで初詣。

 向かうは岐阜県海津市の千代保(ちよぼ)稲荷、通称「おちょぼさん」です。この地方ではかなり有名で、日本三大稲荷のひとつ、という噂もあるくらい、大人気の稲荷神社。年末年始は言うに及ばず、毎月の晦日には「月並祭」という祭りがあり、夜通し営業しているそうです。私はまだ行ったことありませんが。

 普通の土日でも混むし、平日でも参道のお店は営業しているので、いつ行ってもそこそこ混雑している印象です。それが初詣ともなれば、激混みとなるは必定。覚悟を決めて車を走らせます。

 羽島方面から農道を突っ切って、長良川を渡る南濃大橋を越えたころに、ちょうど正午となりました。しかし、橋を降りてすぐの信号ですでに渋滞。ちいとも進みません。みんな信号を右へ折れていきますが、慣れない土地で裏道に入るのは少々リスクが大きい。

 ナビで地図を見ると、この信号を右へ折れても千代保稲荷の近くに出られるようですが、ここですでに詰まっているということは、どこへ抜けても結局渋滞にハマるだろうという判断で、ナビの言うとおりに進むことにしました。

 橋を降りた信号から、千代保稲荷まではおよそ2kmあまり。普通ならものの5分で着く距離ですが、30分経っても、地図上では5分の1ほどの距離しか進んでいません。この分だと、目的地に到着するまでにあと2時間近くかかるかも。お腹も空いたし、トイレにも行きたくなってきた。

 あと1.5kmくらいのところで、嫁さんと運転を代わってもらい、千代保稲荷まで歩いてトイレに行くことにしました。なにせ堤防沿いの田園地帯なので、コンビニもありません。あっても千代保稲荷の少し向こうの信号まで行かなきゃならない。それならもうおちょぼさんまで歩いたほうが早かろう、ということで、粉雪が舞う中をてくてくと歩き始めました。

 神社の赤い大鳥居が見えてきたところで、小豆大の霰(あられ)が降ってきました。大きさで判断すると、もう少しで雹(ひょう)になるくらいの粒が、風に乗ってそこそこ大量に飛んできます。フードのないジャンパーを着ていたので、顔の側面に当たって痛い。周りを歩いていた人たちも、口々に「イテテテ……」などと言いながら歩いています。粉雪と違ってアスファルトの染みにはならず、パチパチ跳ね返って転がります。

 ようやく駐車場に着き、トイレで用を足してほっとした後に、参道の入り口付近の出店でみたらし団子とタコ焼きを買って車へ向かいます。渋滞の列を辿ってしばらく歩くと、さっき私が車を降りた位置から、すでに半分くらいは近づいていました。

 嫁さんと運転を交替し、今度は彼女がトイレに行きました。そこからは割とスムーズに車が進み、嫁さんが用を足し終える頃には駐車場に着いていました。時計はすでに2時。10分かそこらの距離を、およそ2時間かけて辿り着いたことになります。子どもはその間、車載テレビでずっと「トムとジェリー」のDVDを見て笑っていました。

 500円の有料駐車場に車を停めて、参道に入ると、人がぎっしり詰まっていてなかなか進みません。串カツで有名な玉屋の前は大混雑。出店や屋台で売っているものは、串カツやら牛串、焼き鳥など、串ものが多いので、その串を持ったまま歩く人がいて、すれ違いざまに子どもに刺さらないかとヒヤヒヤしながら歩きました。そういう危険がわかっている人は、自分の顔の高さまで持ち上げているんですが、食べ終わった串を普通に腰の高さにもって歩いている若者なんかもいて、なかなか緊張を強いられます。

 なんとか人の流れに乗って神社の入り口まで来ました。そこでお供え物のロウソクと油揚げを買います。1セット50円。油揚げは三角にカットしたものに藁茎を通して結んであります。ロウソクは献灯所に立てて、油揚げは本堂の油揚げ奉納スペースに置き、賽銭を投げてお参りします。

 お参りが終われば、あとは食(しょく)あるのみ!串カツ、牛串、チョコバナナ、大判焼き、たい焼き、金蝶まんじゅう、各々好きなものを買って食べ歩きました。嫁さんは大学芋で大人気の「芋にいちゃんの店」に立ち寄り、長い行列に並んで大学芋を買っていました。表面は飴の層が厚めでパリッと、中はホロホロの甘い芋が口の中でとろけます。長い行列ができるだけあって、そこらのスーパーで売っているものとはひと味もふた味も違います。たぶん。

 私は味の違いはわかりますが、美味いか不味いかという評価については妙に自信がなく、お店で出されるものについては、よほどのことがない限り不味いと思ったことがありません。なので、スーパーの大学芋と「芋にいちゃんの店」の大学芋のどっちが美味いかと言われると、正直なところ自信を持って「芋にいちゃんの店」だとは言えません。

 味が違うのはわかりますよ。しかしどっちが美味いかとなると、人それぞれだろうと言うしかないのでね。いやまぁ、でもたぶん芋にいちゃんのほうが美味いんでしょう。見た目も綺麗だし、あれだけの行列ができるんですから。そもそも大学芋をしょっちゅう食べるわけじゃないので、評価基準がよくわからんのですけども。

 そんなわけで、今年の初詣はとにかく行列に並びました。渋滞に並び、参拝に並び、大学芋に並ぶ。行列の3コンボ達成しました、という話でした。

 ではまた!

お稲荷さんと霊験譚

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ナノブロック 稲荷神社 NBH_108

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ナマズの博覧誌 (生き物文化誌選書)

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