心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

私の超合金ブームは1976年に始まり、そして終わっていたらしい

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 ロボットアニメといえば超合金のおもちゃを出すのが当たり前のように思われていた時代がありました。私が幼いころもご多分に漏れず、超合金にハマった時期がありました。あの光沢と重量感、ひんやりした金属感から、子供心にロボットのリアリズムを感じ取ったものです。

 記憶にある超合金のおもちゃは以下の3つ。

 『宇宙鉄人キョーダイン』の赤いほう(兄・スカイゼル)

 『グロイザーX(エックス)』

 『ブロッカー軍団IV マシーンブラスター』のボスパルダー

 調べてみると、この3作品はどれも1976年~77年にかけて放送されています。私ごくまが保育園に通うイケメン幼児だった頃です。

 なにせ6歳の頃の話ですから、細かいことは覚えていませんが、6歳にしてすでに父親に遠慮することを覚えていた私は、本当はアニメに登場する主役級ロボの超合金が二つ欲しかったのを、我慢して一番好きなやつだけ頼んで買ってもらった記憶があります。

 特にマシーンブラスターは、ユニー(今はなき地元の老舗SC)のおもちゃ売り場のショーケースに並んでいたのを見て、本当は隣のロボクレスも欲しかったけど、二つも一度に買ってもらうのは無理だろうと思って、ボスパルダーをお願いしました。

 そんな遠慮がちな幼児だった私が、1年のあいだに3体もの超合金を買ってもらっていたとは意外です。人の記憶などあてにならないということでしょうか。

 マシーンブラスターのボスパルダーがどんなやつかは下のリンクをご覧ください。

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 懐かしい!ちょう懐かしい!腕のところに黒いレバーがあって、それを倒すとパンチが飛び出す仕様です。あと、胸が開いてそこからミサイルが発射できるんですが、ミサイルが黄色のちっこい野球のバットみたいな形をしていました。一緒に遊んだ友達からは「へなちょこバット」と呼ばれていました。このバット……いえミサイルは、パンチと根元の形状が同じだったので、パンチを失くしたあとは、このミサイルをパンチの代わりに腕に仕込んで発射させることもできました。

 頭の上の帽子みたいなのは飛行機で、いわゆるパイルダーオン的なシステムとなっております。本体と分離して、マグネットでくっつくようになっていました。

 小学校に上がって遊び飽きた頃には、ドライバーでバラバラに分解して、中の仕組みを見て楽しんだりしました。超合金ボスパルダーは、たしか高校を卒業する頃まで、すべての付属品が失われた状態でおもちゃ箱に残っていました。思えば、私が持っていた超合金はすべてバラバラに分解される運命にあったようです。

 アニメの内容は、主題歌のサビ以外全然覚えていませんが、この超合金のおもちゃで遊んだことはわりと鮮明に覚えています。

 よし、じゃあ次回は『グロイザーX』のことを書いちゃおうかな!

 

BRAVE合金39 ボスパルダー

BRAVE合金39 ボスパルダー