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演歌と歌謡曲の桶狭間 ~ アニソン・アカデミー(2017年12月9日)を聴いて

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 NHK-FMで今いちばん熱い番組、それはアニソン・アカデミー。

 ということで毎週録音して聴いています。先週の土曜日は仕事は休みでしたが、放送時間に『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&ゴーストwithレジェンドライダー』を観に行ってて、リアルタイムで聴けたのは、映画館に向かう車中で聴いた最初の20分ほど。

 ゲストは氷川きよしさんで、ナチュラルで爽やかなトークを展開していました。

 ただし今回は氷川さんとは別の話。今日の夕方、録音したアニアカを仕事帰りの車中で聴いていたのですが、番組のラストあたりでリクエストコーナーがあり、ゲストが氷川きよしさんということで、バリバリの演歌アニソンとして『戦記絶唱シンフォギアG』に登場する風鳴翼(かざなりつばさ・CV:水樹奈々)のキャラソン「恋の桶狭間」がリクエストされていました。

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 シンフォギアは観たことがないので、バリバリの演歌ってどんなかな、水樹奈々だったら演歌もバッチリだろなと思っていたら、流れてきたのはバリバリの歌謡曲でした。

 いやいやいや、これ演歌ちゃうやろ、歌謡曲やろ、と思いましたが、もしかしてリクエストしたのは若い人で、演歌と歌謡曲の区別が曖昧なのかもしれない、ということに思い至りました。あるいは演歌と歌謡曲が別々のジャンルだという認識すらない可能性もあります。今どきは演歌も歌謡曲もリリースが少ないので、ひとまとめで扱われたりしますからね。

 私の子ども時代、1970年~80年代には、テレビで日常的に演歌や歌謡曲が流れ、ヒットチャートに演歌が出てくるのも珍しいことではありませんでした。なので、演歌と歌謡曲の違いというものが、自然とわかっていたように思います。もちろん、演歌歌手が歌謡曲を歌うこともあり、その逆もあり、演歌風の歌謡曲もありで、明確な線引きは難しいこともありますが、バリバリの演歌とバリバリの歌謡曲の違いはわかります。

 じゃあどこがどう違うのかと言われると、専門家じゃないのできちんとは説明できませんが、ざっくり言うと曲調と歌い方ってことになるんでしょうか。まぁ、なんとなくです。(笑)

 「恋の桶狭間」の曲調は、歌詞は別として「星降る街角」(敏いとうとハッピー&ブルー)を思い出します。「恋の桶狭間」は歌詞の内容が女の恨み節なのでマイナー調ですが、曲の導入部分(Aメロっていうの?)のリズムとかメロディが似てる気がしました。あくまで個人の感想です。他にもっと似てる歌謡曲もありそうですが、ちょっと思い浮かびませんでした。いろんな歌謡曲からエッセンスを抽出して作ったんでしょうね。

 さて話は逸れますが、昨日の記事タイトルに「読者の意見と作家性の桶狭間」と入れましたが、今日も「桶狭間」が入りました。ただの狭間じゃつまらないと思って、特に意味もなく桶狭間にしたんですが、まさか今日「恋の桶狭間」を聴くことになるとは思いませんでした。なんだろうこの偶然。またもやシンクロニシティ

 それではまた!

戦姫絶唱シンフォギアG キャラクターソング4

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