大したネタがないので(いつものこと?)、気になったブックマークでもネタにして書きます。ネタにしてかきます。
ラノベ作家「最近のネット小説界隈だと『情景描写とか感情描写書きすぎるとウザい。「俺は深く悲しんだ」とかでいい』みたいなこと言うやつがいるらしくて」「もう箇条書きでいいじゃ
「書きすぎるとウザい」んでしょ?そんなんウザいに決まっとるやん。一切書くなというわけでもないのに、なんでキレとんのかわからん。
2017/12/10 12:36
ラノベ作家の人がすごい怒ってるという話。んでそれに同調する物書きの人や読者の人が「そうだそうだ!」と声を上げているらしいです。同調するコメントを見るとだいたい「最近の若い者は……」という超古典的な内容に集約されます。
そこでこんな記事もはてなブログのトップページに来てました。
暴走する新人ラノベ作家たち - 高度に発達した気遣いは、 気違いと区別がつかない
自作の宣伝に利用できるなら黙っておこう、となるのは仕方ないわな。倫理的には問題かもしれんが、倫理で飯は食えんからな。
2017/12/11 22:03
最初のツイートを書いた作家さんが、爆発的なリツイートでウハウハしているという話。違うか。
ネット小説というのがそもそもお手軽な読み物なので、本腰入れてさぁ読むぞという読者が少ないのは当然と言えば当然かなとは思います。さらっと読めてフフッとなって暇が潰せればそれでいいのではないでしょうか。
そもそも論として、最初のツイートには誰が言ったのかわからないコメントとして『情景描写とか感情描写書きすぎるとウザい。「俺は深く悲しんだ」とかでいい』と書いてあるので、情景・感情描写を全てウザいとしているわけではないですね。あくまで書きすぎるのがウザいと。かきすぎはよくないと。
そこへもってきて「なんだよせっかく一生懸命書こうとしてんのにウザいとはどういうこった!」みたいな反応が出るのはおかしいですね。書きたきゃ書けよと。好きなだけかきまくれよと。そんで売れるかどうかはまた別の話だよと。
小説というのは情景・感情描写が全てではなくて、ストーリー、プロット、アイデア、キャラクター、文体などなど含めて、トータルで面白いかどうかが決まるもんなので、情景・感情描写が上手けりゃいいというもんではないでしょう。これは小説に限らずどんな創作物にも言えることだと思いますし、作家ならそれくらいは承知の上で物を言ってるはずです。
なので、情景・感情描写がどうのこうのという話は今回の騒動の本質ではなくて、そこに大袈裟に食いついて騒いでリツイートが伸びて宣伝もできてよかったね、という話なんですよね。最初のツイート主さんには、今後も売れっ子ラノベ作家として活躍して欲しいものです。
今日はこんだけ!
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