ペンデュミオンの螺旋

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不倫の何が不倫なのか ~結婚と愛、そして性~ chapter2

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 前回、なぜ人は浮気されると傷つくのかという話でした。浮気を詳しく説明すると、結婚しているかどうかに関わらず、性的関係にある2人のうちどちらかが他の相手と性的関係を持つことで、もう片方が精神的なショックを受けること、とでも言いましょうか。

 結婚していなければただの浮気で、結婚していると「不倫」と言われます。ただの浮気でも世間的には悪いこととされますが、結婚しているとなるとその罪の重さは格段に重くなるようです。なぜなら、結婚しているということは、その制度の中に性的関係も含まれていて、他の相手と関係を持たないということが契約に含まれているからです。といってもそれはあくまで社会通念上であって、法律できっちり決められてるわけではありません。

 問題は、制度や契約、法律とは関係ないところにあります。当然っちゃ当然ですけど、不倫の一番の問題点は精神的苦痛にあります。じゃあ精神的苦痛って何なんですかね。

 面倒なので答えを先に言ってしまうと、自己同一性の破壊とでもいうようなことが起きることです。つまり、精神的に相手と自分を同一化し、それによって自己が安定している場合に、その安定が揺らぐこと、それが自己同一性の破壊です。心理学用語みたいな言葉を使っていますが、厳密に心理学用語の定義に沿っているわけではなく、私が勝手に言葉を拝借しているだけなので、そこはご承知おきください。

 性的関係を持つということは、単なる性欲解消だけを目的とする場合を除けば、精神的な一体化、すなわち恋愛の延長として肉体的な一体化を果たすことです。浮気というのは肉体的な行為を通して精神的な一体化を否定されることで、それは自分を否定されることと同義なのです。それまで相手とひとつだと思っていた心が、そうではなかったとなれば、それはもう心を真っ二つに引き裂かれるくらいのショックを受けます。

 浮気されたからといって肉体が傷つくわけじゃないですよね。でも心はかなり傷つきます。不思議といえば不思議。性的関係は、少なくとも外面的には単なる肉体関係です。交際相手が他の相手と肉体関係を持ったからといって、体はなにひとつ傷つきません。傷つくのは心だけです。

 性的関係は体の関係。その関係が破壊されて傷つくのは体じゃなくて心のほう。なんか不思議じゃないですか。

 ということで、次はいよいよ「愛」について踏み込んでいかなきゃなりません。心と体の関係、ややこしいぞぉ~。

 それにしても、ダメ元で探したいらすとやさんに不倫(浮気の現場)のイラストがあるとは。しかも2パターン。さすがやで。

 

 

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