ここんとこずっとテンパってて、何かもう吐き出さずにはおれない感じで書きなぐっているごくまです。
先日の記事「怠惰に蝕まれている」の怠惰と関係ある話ですが、記事タイトルのような意識というのが心の底にずっとあって、何かの拍子に顔を出してきます。
例えば今みたいに自分史上最高にお金に困っているとき。こんな時に一攫千金とか妄想しだすとヤバいことこの上ない。
普通に生活できてて、収入に多少の余裕があって、ちょっとした夢物語として「宝くじが当たったら」だの、「ブログがヒットしたら」だの、「副業で大儲け」だの、そんな妄想を抱くのは別に構わんと思うんですが。
本気でお金に困っているときに、宝くじが当たったら……なんて考え出して、支払いに回すはずのお金でロト7とか購入しだしたらもう末期。
いつからこんなバカげた妄想を抱くようになったのかと言えば、仕事上嫌いだけど仕方なく付き合っていた人からの影響が間違いなくあります。
その人とはもう縁が切れましたが、付き合いがあった当時は、彼がことあるごとに披露する一攫千金の誇大妄想を、彼がいないところで笑ってバカにしていました。
しかし、自分が当時の彼のようにお金に困った状況に陥った今、あの妄想がいつの間にか自分の心を侵食していたことに気づきました。
ぼんやりしていると、いつの間にか妄想しているんです。
ふとしたきっかけで労せずして大金を掴んだ自分を。
そして妄想から覚めると、現実の貧乏との落差に悲しくなります。
いかん。これではいかん。
この妄想と現実のギャップは、自分の心を確実に蝕んでいる。自分の心から、行動への活力、やる気を失わせている。
これは自分の中にもともとあった怠惰が、妄想の影響で活性化しているということかもしれない。怠惰なのに活性とはおかしな話ですが。つまりとにかく楽をしたいという怠惰な願望が、妄想の力を借りて肥大化しているという。そんな感じ。
ダメだ。ダメだオレ!妄想を捨てろ。一攫千金の未来などあきらめろ。楽して儲けようなんて考えるな。コツコツやるんだ。地道に続けるんだ。生き残るにはそれしかない。贅沢できなくてもいいじゃないか。たとえ貧しくても幸せに生きる道を進もう。
現実を見ろ。現実しか見るな。八方ふさがりでどこにも逃げ道のないこの現実を。
妄想に逃げ込まず、現実を見据えることでしか突破口は見いだせないぞ。
クソ面白くもないこの現実の向こうにしか道は拓けないのだ。
もう逃げるな。逃げようとするほど首が締まるってわかっただろ。
立ち止まれよ。そして振り向けよ。
現実の鎖がどこに繋がれているか確かめに行けよ。
お前が一番怖がってるものの正体を。